【第五人格】邪眼を持つ者

9話 ページ11

『ここには他のハンターもよく来るの？』


イライ ｢美智子さんはお菓子を作った時とかに持ってきてくれる｣


イソップ ｢レオさんも庭でエマさんと花の手入れをしていますね｣


『仲がいいのね』


ウィリアム ｢ゲーム外だと仲良いんだよな｣


ナワーブ ｢だってゲームは別だろ｣


『まぁ、私もゲームの時は手抜かないけどね……』




怪しく微笑むA




ナワーブ (なんて威圧感だよ…)


『さて、私はそろそろ帰るわ。また会いましょう。その時他の子も紹介してちょうだい』




振り返らずに軽く手を振ってハンターの屋敷に戻る




美智子 ｢あらAはん。おかえりなさい｣


『ただいま戻りました』


美智子 ｢そういえばジョゼフはんがAはんのこと探してはったよ？｣


『ジョゼフ？』


美智子 ｢ここでは｢写真家｣と呼ばれているハンターどす。今呼んでくるから待っといてや｣


『分かりました』




とりあえず椅子に座って待っていると長い白髪を黄色のリボンでまとめた男性が来た




ジョゼフ ｢君が｢契約者｣のAだね？｣


『貴方がジョゼフさん？』


ジョゼフ ｢あぁ、登録用の写真を撮りたいから着いてきてくれるかい？｣


『分かりました』




ジョゼフさんについて行きある部屋に行くとカメラや撮影機材が置かれた部屋に着いた




ジョゼフ ｢そこの椅子に座ってカメラを見ててね｣


『はい』




一瞬眩しくなりカシャとカメラ特有の音が聞こえてきた




ジョゼフ ｢はい、終わったよ｣


『ありがとうございました。…………』


ジョゼフ ｢どうしたんだい？｣


『ジョゼフさんって意外と小さいんですね』


ジョゼフ ｢……………………｣

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