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1話 ページ3

自分が何者かによって殺されて、何故か分からないが文ストの世界に来た。しかも、芥川くんと銀ちゃんのお兄ちゃん、うん、こんなキャラいなかったよね。夢小説みたいなこともあるんだなぁ…えー…あれから数日がたった…え?速い?気の所為さ!!
まぁともかく、その数日でわかったことがある!

ひとーつ!
自分の今の体は生まれてから数年…多分18歳ぐらいかなぁ、それまでの記憶が頭に入ってきている、うん、そのおかげで頭痛があるけどね…一気に18年分だよ!?
赤ちゃんの頃の記憶は…あるんだよね…うん、怖いよ…

そしてふたーつ!
異能力が使える
これは1つ目の記憶が入っくる時にわかったんだけど、自分は
"地獄ノ宴"という異能力がある、芥川くんと銀ちゃん…なんかこう呼ぶのやめよ、うん、2人の前で本当に言いそう…

龍と、銀、あと他の7人ぐらいの子たちが寝ている時にこっそり使ってみたんだよね、そしたら、あらびっくり!!
炎が手から出てきたんだよ!!

手品師になった気分!!最初はまあ焦って周りを燃やしそうになったけど…今はある程度は扱えるようになったかな!

このぐらいかなぁ…

芥「兄さん、そろそろ行かなければ」

『ん?あ、そうだね!行くか!』

銀「転けないようにしてくださいね」

『うん、気をつけるよ!』

あと…何となく…ほんとに何となくだけど…2人が自分に対して過保護な気がする…






んー、なかなか眠れないなぁ…
龍と銀、あと他の子達も寝ているんだけど…

『なんか嫌な予感がする…』

どうも嫌な予感がして仕方がない
かと言って明日も動くだろうし…目はつぶっていよう…

『…………』

……ドンッ…

『……?』

なんだ?今の音…なんて言うか…人が倒れるような…

バンッ!!!!……バタッ……

『ひっ…!?』
分かってしまった…分かりたくないのに…分かってしまった…!
人が…撃たれ…死んで…あるいは倒れた音だ…!!

どうする…!?
どうする、どうするどうするどうするどうするどうする…

……龍と銀を助けないと…

『龍!!!っ銀!!!っ』

芥「…あ、…あぁ…」

銀「…………」

ダメだ!!2人とも放心状態だっ…

『っ…くそっ!!』

ガシッ…2人の手を掴み自分は走った、息切れを起こしているのか、それも分からない…でも、走らなければ…

…死ぬ

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作者名:かっちん | 作成日時:2023年12月5日 21時

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