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帰りたい ページ4

気分転換に散歩に連れ出された私。


「はぁ。」


周りからの目線が痛い。


それにしてもやけにご機嫌だな、太宰幹部。


「まさかAちゃんと散歩出来ると思わなかったよ。嬉しいな。」


「私は嬉しくないですよ。これじゃ仕事が終わらないです。」


皆さん今のが私の本心です。


「あの、太宰幹部...そろそろ帰りませんか?」


一刻も早く帰りたい。


まーでも流石幹部様。


やっぱり帰してくれないようで。


「しょ、書類整理が。」


終わらない。


太宰幹部いい加減帰りません?


お願いですから帰りましょう。


「ねぇ、Aちゃん?」


「はい?」


「今日の夜、私の部屋に来て。」


「...?それは幹部命令ですか?」


「あ、うん。幹部命令って事にしよう。」


「......分かりました。何時くらいに行けばよろしいですか?」


「君の仕事が終わってからすぐ。」


「はい。」


今度は何企んでるのかな?

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作者名:ゆう | 作成日時:2017年11月27日 23時

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