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神威side
急いで万事屋へ入るなり
神楽「神威、帰ってきたアルカ!急ぐネ!!」
神威「わかってるよ、Aだろ?」
うん、と頷く神楽。
俺はAの部屋へ入る。
そこには隅っこに上から毛布をかけて
カタカタと震えて泣いているAがいた。
神威「A、おいで。」
手を広げて待ち構える
A「か、神威ぃいい、」
潤んだ瞳で俺に抱きつく。
うぇーんと泣きわめくA。
A「神威...怖い夢みた...ヒクッ」
涙を拭き取りながら
神威「ごめんね、1人にさせて。
ほら、泣き止んで。」
こくりと頷く。
Aを抱えながら、万事屋の元へ行く。
ソファに座り、
神威「A、あっち向いて。」
万事屋3人の方へ目をやる。
神威「あのチャイナを着てるのが俺の妹、神楽。」
神楽「よろしくアルネ!神楽と呼ぶヨロシ。」
神威「んで、この眼鏡の子が志村新八。」
新八「よろしくお願いします。」
神威「最後のこいつが万事屋の社長、坂田銀時。」
銀時「よろしくなァ。」
すると急に怯え出すA。
A「か、神威、死んだ目をした魚が話してるぅ」
とゲラゲラ笑い出す新八と神楽。
銀時「さっすがに直で言われると、
立ち直れないよ?」
苦笑いを浮かべている。
神威「ほら、Aも皆に挨拶して。」
うんっと笑顔で頷くA。
A「神威の彼女の紫香楽 Aです。
よろしくお願いします。」
と笑顔で挨拶をする。
神楽「A、よろしくアル!
Aって呼んでいいアルカ?」
いいよ、って返す。
Aにも友達ができたみたいだ。
これで少しは一安心。
銀時「そういえば...」
どうしたの?と皆して銀時の顔を覗く。
銀時「いや、なんもねぇーや。」
変なのーって、新八と神楽は
呆れた目で見ている。
するとAがこっちに振り向く。
A「ねね、なんで神威は出かけたの?」
笑顔で君が言うから
互いのおでこを当てて
神威「秘密。」
いじわるしたくって隠すんだ。
下を俯いたままのA。
多分、彼女は赤面状態なんだろう。
俺の彼女
やっぱり
可愛すぎる。
もっと強くAを抱きしめた。
神威「A、暖かいや。」
ふふって彼女は笑って
A「神威もね。」
って俺の腕の中で
また眠りについたんだ。
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万結(プロフ) - もう心臓が持ちませんね!笑笑 (2018年11月10日 22時) (レス) id: 4f0b5bd26f (このIDを非表示/違反報告)
ライ麦パン(プロフ) - あれかっこいいよねー それを神威にやられたら...オウフ...(鼻血)あ、やべ赤い液体が... (2018年11月10日 21時) (レス) id: 54a72fa116 (このIDを非表示/違反報告)
万結(プロフ) - 気づいてくれて嬉しいです!!憧れてたんですよね、ハウルの指輪!かっこいいですよね! (2018年11月10日 19時) (レス) id: 4f0b5bd26f (このIDを非表示/違反報告)
ライ麦パン(プロフ) - やっぱり〜うちの家全員ジブリ好きだから、すぐわかった〜 (2018年11月10日 0時) (レス) id: 54a72fa116 (このIDを非表示/違反報告)
万結(プロフ) - そうです!!ハウルです! (2018年11月9日 23時) (レス) id: 4f0b5bd26f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆぽん | 作成日時:2018年10月25日 22時