【銀魂】黒髪警察の狷介

35　[厭悪] ページ5

突然Aは土方の腕を勢いよく掴む



A「…あやめ……あやめは！？」

土方「やっぱり友達も一緒だったか…」




するとそこへ誰かが入ってくる




男1「おやおや〜こーんな所に

凄いイケメンなネズミさんがいるね」

土方「テメェか…こんな事をしたのは。」

男1「俺以外に誰がいんだよ」




気が狂ったように笑い出す男はヒーヒーと笑いを必死に押さえた




男1「まぁ…今頃あやめちゃんは…」



男の口角が弧を描いてはゆっくり横にのびていく



A「…あやめに何したの…」

土方「下がってろ。」




土方はAを己の背中で隠すように前に立った

そうして炯眼で相手を睨みつけると相手に銃口を向けた。




土方「テメェは地獄がお似合いだぜ」




ガチャリと引き金を引こうとした時だった

男はまた不気味に笑い出した。



男1「俺を殺しても意味はないと思うけど？

だって…もう一人のやつがもう行為を進めてる頃だもん」

土方「…それがどうした。」

男1「へ？」

A「土方さん！

それがどうしたって…助けなきゃ！！」

土方「お前は黙ってろ。」




今までにない異様なドスの効いた声だった。

Aは恐怖とはまた違った感情で黙り込んだ




男1「まさかもう一人の子はどうでもいいの？」

土方「あぁ。」

男1「最低だね」




その時だった土方は真顔で男の両足を撃った




男1「ぎゃぁぁぁぁぁぁ！！！！」

土方「じわじわと殺してやるよ」

男1「ご…ごめんなさいっ！！許して下さい！！」




じりじりと土方は男の元へ歩いていく

そうしてまた一発。

また一発と両肩に撃った。




A「もうやめて土方さんッ！」




Aの声は届かず土方は男の額に拳銃の銃口を当てた








　




　




　



土方「あの世で元気でな。」

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