【銀魂】黒髪警察の狷介

33　[直感] ページ3

土方side



　





　





『不審者にご注意下さい』の張り紙を掲示板に貼り終え



俺が交番に帰る途中の事だった





何処からか声が聞こえた。





確かに。






微かだったが…





アイツの声のようがして





俺は気付くと走っていた。





その場所も分からないのに。



　





　




　




俺は息を荒くして5分程走った。



ここは銀魂高校の生徒らの通学路に指定されている場所。


少し埃臭い道路。


コンクリートの地面を見てみると


何かがすれてそのまま続いていた


俺はそれを指ですくい、こねてみた


車のタイヤ？


地面にはタイヤのゴムのすれた跡。


まさか…


俺の額には真冬なのにも関わらず


汗がたれていた。


さっき来た道を戻りパトカーに乗り込むと


ゴムの跡を辿ってとにかくとばした。







　





　




道なりに山道を抜けると


大きなボロい工場の廃墟のような所


総悟に無線で場所を知らせる


拳銃を片手に握るとその場所に侵入した


　





　




　



そうして俺は導かれるように


ひとつのドアの前にたどり着いた。


ドアには鍵がかかっており


見るからに怪しい部屋なので


強行突破することにした


鍵の部分を拳銃で壊しては誰も来ていないか


左右を確認すると俺はその部屋に勢いよく入り


拳銃をつきつけた。




　



※注意


この先主人公ちゃんが

すごく可哀想になってしまっています

一部グロイ、と感じる方や

怖いと感じる方もおられると思うので

苦手な方は一話とばすやUターンするなどして

お逃げ下さいませ。

いや…でもそんな深刻じゃないので

全然「ぎゃー、可哀想だー」的な感じで流してくだs((

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