42[言葉の裏には] ページ12
続いてのお客さんが顔を覗かせた
Aはニコリと微笑むと手をヒラリと振る
沖田「どうです?体の調子は」
A「おかげさまで元気ですよ」
沖田「どれどれ」
沖田はAに近付き人差し指を名の目の前に出すと
包帯の巻いてある頭をプッシュした←
突然の激痛に悲鳴をあげるA
さっきから痛い思いしかしてないと思うAである
沖田「あり?元気だっていうからてっきり大丈夫なのかと」
A「完全なわけないでしょ!!」
くわっと今にも飛びかかってきそうな鋭い双眸で沖田を睨んだ
それに沖田は両手を軽くあげて降参のポーズをとった
沖田「ま、そんなけ元気ありゃ大丈夫でしょうねィ
土方コノヤローも安心でさァ」
A「どうして土方さんの名前が出てくるんですか?」
沖田「まー...心配してやしたしね」
A「土方さんがですか!!」
えらく目をキラキラさせては沖田を見つめる
沖田はやれやれと笑顔を浮かべると頷いた
沖田「いいこと教えてやる」
なんて沖田は声を抑えてヒソヒソ内緒話をするように呟いた
「何ですか?」とつられてAも声を抑えて沖田に顔を寄せた
沖田「土方さんアンタの事守れなかったって
スゲェ責任感感じてやした。」
本当なら喜んではいけないこと。
でもAはそんな風に思っててくれていた
土方に対して余計に好きという感情は増した。
沖田も分かっているようでAが嬉しそうにすると
薄く笑っては重心を元に戻す
だが沖田はひとつ隠した。
当たり前の事。
でもAを喜ばせるため。
『___アンタの事守れなかったって
スゲェ責任感感じてやした。
...警察として。』
105人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月見おはぎ - 高杉さん...優男、銀さん...一途、土方さん...ツンデレ。最高やん...! (2021年9月29日 1時) (レス) @page28 id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2014年8月8日 18時) (レス) id: 2c271fa19d (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - あいかさん» 本当ですかッ!それは嬉しいな... 応援心から感謝致します!その楽しみにお答えできるよう頑張ります! (2014年8月8日 16時) (レス) id: b6a3d32e10 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - この小説が更新されてると超嬉しくて、思わずやったぁって声出てしまいます 笑←本当ですよ 第3章も頑張ってください(^^)楽しみにしてます!!!応援してます!!! (2014年8月8日 14時) (レス) id: 6bc2eaa747 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - 華の恵理さん» 男前でしたかっ!よかったです!w ありがとうございます、頑張ります! (2014年8月8日 7時) (レス) id: b6a3d32e10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:百済 | 作成日時:2014年7月30日 22時