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モテないわけ ページ24

「別に好きでも嫌いでも人の勝手だからな、俺は構いやしねェよ」









切なそうな表情をする男だ。

いつもはクールに見えて...本当は寂しいのかな

長いまつ毛が伏せられて土方君は踵を返した。









「あっ、待って」









なんでこんなことをしたのか分からないが気付けば土方君の手首を掴んでいた。

それには沖田も驚いたようにこちらをじっと見ている。









「良かったら、行きませんか、水族館。」

「馬鹿言え、思いつきで口開いてたらいつか後悔すんぞ」

「でも土方君と行きたいんです。沖田だって人がいれば楽しいはず。」








と、沖田が待て待てと私と土方君の間に入って来た。

テメェらだけで行くんだろ、なんで俺も入ってんだ。と不満を口にしながら睨まれる。









「パンフレット一応余分に貰ってきたからあるんだよね。だから。」

「だからって...俺は水族館に土方と行くなんて御免こうむるぜ...」

「あぁ?上等だこら。表でろ。」









鋭い目が瞳孔をかっぴらきにして沖田を睨んだ。

これだ、これが怖いんだ。思わず私は土方君の目元に手を添えて塞いだ。









「おい、何しやがる」

「それが怖いんですが!!!だから土方君女子が寄ってこないんだよ!」

「余計なお世話だ!」

「クールなのはいいけどクール過ぎてこっちまでひやひやするよ!!」

「上手くねぇよ!」









土方君の目を隠した状態でそんなやりとりをしてると沖田がくくっと笑った。

バカみてぇ、なんて口元に手を当てながら楽しそうに。

磁石のような二人→←一冊の



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百済(プロフ) - シナモンさん» 続編に突入させて頂きました!よければ読んでやってください…! (2018年3月24日 15時) (レス) id: fe9dde1d5a (このIDを非表示/違反報告)
シナモン - とっっっっても面白いです!更新待ってます! (2018年3月4日 18時) (レス) id: 65aef19a67 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - 紫蘭さん» ありがとうございます!コメントとても励みになります!!今土台を作っております!頑張ります… (2017年8月1日 16時) (レス) id: bb23ef3dbe (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - 凄く面白いです!次章も気になります!更新頑張って下さい!!応援してます!! (2017年5月19日 20時) (レス) id: 1847792d84 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - アルハさん» それは良かったです!! 少し多忙なので、それがひと段落ついたら第2章に進みたいと思っておりますので宜しくお願いしますm(_ _)m (2016年11月27日 22時) (レス) id: f608f6dd31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百済 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/54efcae0b51/  
作成日時:2015年5月3日 18時

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