64[置いてあるものは勝手に触るな] ページ4
エリザベス『桂さん...』
桂「エリザベス...、心配かけさせやがって!」
ソファーから立ち上がったエリザベスは桂の元へ。
そんな様子を見ていた銀時はまた始まったよ、と呆れ顔でため息つけば
Aと目が合いやれやれと肩をくすめあった。
銀時「もうあいつらほっといても大丈夫だろ」
A「そうか。ならいいんだ。」
白い物体を一瞥してから机にあった水分を口に含む。
その瞬間ぶー、と綺麗な虹ができたのは嘘ではない。
銀時「...A?!お前何飲んだの!水!水のめ!すんません!水下さい!」
「はいはい、ただいまー」
声が聞こえる方へ顔を向ければ見知った顔が。
あら銀さんと営業スマイルの女性は持ってきた水を手渡し机を拭きながらそう言った。
銀時「や、Aが変なもの飲んじまったみたいで...」
お妙「A...?ってこれテキーラじゃない。誰かの差し入れかしら...」
頬に手を当てて瓶を眺めてはラベルを一通り見て机にゴトリと重たい音を立てて置いた。
銀時「テキーラってお前...俺でも潰れるぞ」
お妙「この子飲んじゃったのかしら..ひとまず家に帰って安静にしといた方がいいわ」
お妙に促されるまま銀時はAを担ぐとまだ続いていた桂とエリザベスを
抜かして店内から出ていった。目指すは万事屋その一択。
外はいつの間にか夕方になっていてオレンジ色の町並みを背に
銀時はAを担いで足を早めた。
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百済(プロフ) - 彩文さん» それはそれは...!ありがとうございます!なかなか更新出来てませんが最後までお付き合い下さいませ...m(_ _)m (2015年5月2日 18時) (レス) id: 17a69166bd (このIDを非表示/違反報告)
彩文 - 最初から読ませていただきましたぁ!とっても面白いですっ(`・ω・´ノ (2015年5月2日 14時) (レス) id: 8a8aba3780 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - みやさん» ありがとうございます!更新頑張りたいと思います! (2015年4月28日 22時) (レス) id: 17a69166bd (このIDを非表示/違反報告)
みや - 早く続きが読みたいです!更新がんばってください!! (2015年4月19日 22時) (レス) id: a8e91fe3e4 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - ネオさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m私のエネルギーになります!!更新頑張ります! (2015年3月23日 18時) (レス) id: a23e3ce459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百済 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/54efcae0b51/
作成日時:2015年1月24日 21時