71[幸せな時間ほど続かない] ページ11
ちょいちょいと手招きされてAは銀時に向かい合う。
何をされるのかと思えば銀時と書かれた頬にガーゼを貼られテープで固定。
銀時「これで怪我してる、としか思わねぇだろ」
A「流石銀時!私に思いつかなかったことをやってのける!」
銀時「はいはい、痺れて憧れろ。枝豆買いに行くんだろ。行ってこいよ」
A「銀時は行かないのか?」
銀時「あー...」
片頬にガーゼをくっつけてAは銀時の顔を覗いてくる。
二日酔いで行く気がしない筈なのにどうもほっておけないのがAってやつ。
家帰って寝ればいいかなんて適当に帰ってきたことを考えて。
銀時「わーったよ、行けばいいんだろ」
A「じゃあ久しぶりのデートと行くか」
銀時「行ったことねーよ。」
そんな会話のキャッチボールをしつつ二人で玄関へと移動。
そこらへんに脱ぎ捨てられた黒いブーツを引き寄せて足を無理やりにねじ込む。
A「二日酔いにはやはり外の空気が美味しいな」
二人で仲良く頬にガーゼをつけている。傍から見れば馬鹿二人かもしれないが
こんな馬鹿みたいな意味のない時間が銀時は好きだった。
A「では参ろうか」
銀時「何キャラそれ。」
A「君の王子様だよ、銀時君!」
いらねーよと笑いをこぼしつつ階段から降りればさて、どうしたものか。
真選組副長様が直々にお迎えに参ったではございませぬか。
予想打にしない人物に二人の二日酔いはさっぱり無くなり現実へ引き戻される。
土方「随分楽しそうじゃねーか、真選組一番隊副長様。」
A「ひ、土方君...なんでここに」
咥え煙草の土方は朝っぱらから刺激がきついガンを二人に飛ばしまくった。
二人は苦笑いを浮かべてその場から一歩下がった。下がらざるおえない程の威圧だった。
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百済(プロフ) - 彩文さん» それはそれは...!ありがとうございます!なかなか更新出来てませんが最後までお付き合い下さいませ...m(_ _)m (2015年5月2日 18時) (レス) id: 17a69166bd (このIDを非表示/違反報告)
彩文 - 最初から読ませていただきましたぁ!とっても面白いですっ(`・ω・´ノ (2015年5月2日 14時) (レス) id: 8a8aba3780 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - みやさん» ありがとうございます!更新頑張りたいと思います! (2015年4月28日 22時) (レス) id: 17a69166bd (このIDを非表示/違反報告)
みや - 早く続きが読みたいです!更新がんばってください!! (2015年4月19日 22時) (レス) id: a8e91fe3e4 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - ネオさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m私のエネルギーになります!!更新頑張ります! (2015年3月23日 18時) (レス) id: a23e3ce459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百済 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/54efcae0b51/
作成日時:2015年1月24日 21時