〇〇な彼女【佐久間大介】 (ページ15)

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お人好し彼女×佐久間大介ページ15

ただ今、新入社員の歓迎会で居酒屋にいます。

なんですが…

課長「おぉーい、Aさんー。２軒目行かない？」

『えっと、私…この後、姉に会う約束があって！』

課長「あれ？Aさん、お姉さんいたのぉー？」

はい。嘘です。いません。

私に姉はいませんし、この後誰かに会う予定もありま

せん。

お酒そんな強くないから行きたくない…。

課長「でも、Aさんがいないと楽しくないー」

『し、新入社員の歓迎会なんですから、私が居なくても…』

私がそう言うと、課長の顔色がくもった。

なんで、新入社員の会なのに私がずっと居なきゃいけ

ないの！？

どうしよう…

「あれ、Aー。」

『さ、さっくん…』

「帰らないの？もうそろそろキツイでしょ？」

『そ、それが…』

私はさっくんに事情を説明した。

もう、私にはどうしようもできない。

「…課長、Aはお酒に弱くて。もう２軒目は行けません。」

課長「な、なんだね！いいだろう、別に！課長の私が誘ってるんだ！」

「ダメです。Aは俺のなんで。」

『…え』

「よし！行こ！」

『え、ちょっ！』

課長が「待てぇぇえ！」と叫んでる中、手を繋いで必

死に走る私たち。

色々と私の頭の中でパニックになる。

さっくん、なんで交際してるの言っちゃった！？

こんなことしたら明日なんて言われるか！

「あはは！やっちゃったなー！明日こっぴどく叱られるー」

『ど、どうすんの！？これ！』

「明日、仲良く叱られよっかー」

『助けてくれてありがとう。』

「お人好しもいいけどさ、断る勇気も必要だよ？」

『うん、断れるように頑張んないと。』

「その意気その意気！」

さっくんは優しく私の頭を撫でてくれた。

それがとても嬉しくて、抱きしめた。

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アオイさん、リクエストありがとうございます！

こんな感じで大丈夫かな？笑

またのリクエストお待ちしてます^^