マネージャーが無敵すぎて (ページ14)

今日:7 hit、昨日:50 hit、合計:267,087 hit

味方だよ。ページ14

レオオッパと控室を出たあと、私はお水を追加でゲットしにいった。

カゴいっぱいにペットボトルを詰め、運ぶ。

腕とれるんじゃねーかと思っている。あぶな。

控室へ向かうと、ちょうどレオオッパも戻ってきたところだった。

LO「俺、腕どっかにおいてきたかもしれん。」

『付いてるんで大丈夫です。』

LO「あしらい方がプロ。」

『そんなことどうでもいいから、はよ入ろ！』

そろそろ大丈夫だろう。

よし、とオッパと目を合わせて勢いよく扉を開ける。

「『はい！！みなさん！！お昼の時間で〜〜す！！』」

でかい声で明るく突撃する。

DK「わっ！！やぁ！！ビックリしたじゃん！！」

飛び出しそうなくらいまんまるに目を開くソクミナ。

MG「ハモってるwww」

ワンワンわろてるミンギュ。

MH「ヌナ、重いでしょ。かして？」

まじ紳士なハオちゃん。誰かさんと違って。

JN「僕はヒョンのやつ持ってあげるね〜」

LO「わぁお、惚れてま……………あ、お目当て弁当かい。」

ジュンピに続いて弁当だぁ！と、群がる男たち。

さっきと雰囲気が全然違うSEVENTEEN。

珍しくスンチョルが、控えめに側に来た。

『どしたん。』

SC「いや、お前やっぱスゲーなって思って。」

コテって肩に寄り掛かってくる。

『ん？』

重い〜とか言いながら、スンチョルのほっぺをツンツンしてみる。

SC「みんなの相談乗ってくれてありがとな。」

きゅるっとこっちを見てそういうスンチョル。

SC「さっき話してたときに、お前の名前が沢山上がったんだよ。アドバイスもらったとか、きっかけをくれたとか。不調も気づいてくれてたみたいだな。」

助かった、とポンッと頭を撫でられる。

『たいした事してないよ。エスクプス、あなたの力なんだから。』

なんだか照れくさくなって、ぶっきらぼうな返事になってしまった。

SC「照れてやんの。」

ニタニタしてくる。

『もぅ、はよ弁当食べなさい。』

はいはい笑、とご機嫌な様子で輪の中へ溶け込んでいったスンチョル。

何だったんだ、あのキザチョルは、、

紛れもなくすごいのは、あなただよ。エクスプス。

でも、もう少し

貴方の背負うもの、ほんの少しでもいいから

抱え込まず、分けてくれたらなと思ってしまう。

時々しんどそうな顔をしているのを、私は知ってるよ。

貴方はアイドルで、私はマネージャーだ。

私には、健康や安全のサポートくらいしかできないけど、

貴方の味方だよ。