あの面倒臭い片割れにバレてしまいました！2 (ページ5)

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薔薇の王国ではページ5

イヴ｢お嬢。着きましたよ。」

A｢えぇ…ここの空気さしぶりだ…」

と家の前で立っていると

レクト｢お嬢!!」

と門の向こうからレクト･シーレ。が走ってきた。

レクトもイヴと同じく執事のような存在の人だ。

A｢レクト!!」

レクト｢お嬢。お久しぶりです!!」

A｢久しぶり。」

とさしぶりの挨拶を交わし、レクトは暗い顔をした。

レクト｢帰ってきて…よろしかったのですか？」

A｢ん？どうして？」

レクト｢お嬢はここには帰ってきたくなかったはず…」

A｢本音を言えば…そうなるかもしれない。だけど…ここには私を待ってくれている人も居るでしょ？」

とイヴとレクトを見た。

レクト｢お嬢…。決めました。」

A｢ん？」

レクト｢今回こそは、絶対にお嬢を守ります。何があっても。そしてお嬢の呪いを解いてみせます！」

イヴ｢私もレクトと同じ意見です!!」

A｢2人とも無茶はしない程度にお願いね。」