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リドルへ ページ15
A何処に行ったんだ？
ケイトとAを探すも見つからず、もしかしたら。と思ってAの部屋に入ると
リドル｢ん？」
Aの机の上に1枚の手紙が置かれていた。
リドル｢これは…」
と手に取って見ると
"リドルへ"
と書かれていた。
僕宛て？
と手紙を読むと
"リドル。私ね薔薇の王国に帰ることになった。
イヴが迎えに来たの。あの時は黒い馬車に一緒に乗っけてくれてありがとう。学園は変な人もいたけど、みんな優しくて、とっても楽しかった。もう、こんないい事はこれからはないと思う。こんな夢みたいなことは。でも夢はいつか覚めちゃう。そう。それが今日なの。とても楽しい夢を見させてくれて、ありがとう!!じゃあね。"
A…君はまたあの地獄へ戻るのかい？それも、自分の足で…
と手紙を閉じようとすると
ん？続き？
そう。その手紙にはまだ続きがあった。
"私が女だったこと。学園長に言っていいよ。じゃないと大騒ぎになるでしょ？"
もう…大騒ぎになってる…
"あと、私はあの人の元へ戻らないと行けない。けどね、イヴや、レクトもいる。だから私は大丈夫だから。リドル、私もあっちで頑張るからリドルも頑張ってね!!今までありがとう!!"
リドル｢うっく…くっぐっ…」
A…どうして何も相談してくれなかったんだい？
リドル｢A…」
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作者名：みぃゆ x他1人 | 作成日時：2020年8月3日 16時
