お嬢の本心 ページ11
レクト｢俺はお嬢の本心が聞きたいんです…それとも我々には言えませんか？」
A｢そういう訳では無いよ。」
とAは一息ついて、
A｢本心を言えばレクトが聞いたようにあの学園に残っていたかったのかもしれない。」
イヴ｢かもしれない？」
A｢うん。でもそれはあっちがとても居心地が良かったから。みんないい人なの。まぁ…変わった人が多かったけどね。ww」
レクト｢お嬢…ではあちらに戻りたいですか？」
A｢そうねぇ…戻りたいと言えば戻りたいけど…こっちにはレクトやイヴも居るし。」
A｢レクトやイヴも連れて行けるのなら3人で行きたいかな。」
イヴ｢お嬢…私共はお嬢から離れませんから!!一生お供します!!」
A｢イヴ…。じゃあ逃げちゃう？でも…もう学園には戻れないかもね。」
イヴ｢ん？どうしてですか？」
A｢学園では私がいない事でもう騒ぎになってるかもしれない。ってことはリドルが私のことを話しているはず。いや、手紙を出しておいたの。だからリドルは話してくれているはず。だから学園にはもう戻れない。」
A｢だから私たち3人で過ごせる場所を探しましょ？」
レクト･イヴ｢お嬢…」
イヴ｢でも…魔法をとかない限りお嬢は…」
A｢そうね。魔法を解かないと私の先は短い。でもね、魔法が解かれなくてもその短い人生を楽しめたら私は良いかな？なんて思うの。」
レクト｢お嬢!!そしたら…」
A｢うん。でもね、私はそれがいいの。ずっとここなんかに閉じ込められてるより…ね？」
お嬢…絶対に俺がお嬢にかけられた魔法を解いてみせます…だから
だから…それまで待っていてください！
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作者名：みぃゆ x他1人 | 作成日時：2020年8月3日 16時
