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高校入学。
ガチャ
研「クロ、おまたせ」
黒「ん?おお。様になってんじゃん?」
研「まだ制服大きいよ・・・」
黒「お魚食って早く育ちなさい。んで、Aは?」
研「たぶんもうすぐ・・・
『いってきまーす』
ガチャ
母「あ!こらA!あんたそれ下まだパジャマよ!?」
ん?あ。
黒「ぶっ!アホかお前!」
クロに見られた・・・
笑い過ぎ・・・
クロと研磨にごめんとジェスチャーして
家に戻って急いでスカートに着替える。
今度こそ
『いってきます』
。
【入学式後】
『研磨は部活なに?』
研「バレー部入ろうと思ってる・・・クロがいるし」
『わたしも・・・バレー部のマネージャーやろうかな』
研「・・・できるの?」
『だって・・・研磨とクロと一緒がいい』
今までずっと一緒だったから。
小学校でクロに誘われてバレーを始めた研磨は
楽しそうだった。
中学ではわたしもバレー部に入ったけど
女の子同士のいざこざが面倒くさくてすぐに行かなくなった。
研「まぁ・・・いいんじゃない。見学行く?」
『うん、行く』
マネージャー希望だと伝えたら
3年生の人達がとても喜んでいた。
役に立てるように頑張ろうって思った。
黒「いやー、びっくりした。まさかAがマネージャーやるなんてなー」
部活帰りのクロが部屋にきた。
『迷惑かけないように頑張るよ・・・』
黒「まぁ俺もいるし、研磨もいるし、大丈夫だって!」
『うん。ありがとう、クロ』
にこっと笑えば、
ニィって笑うクロ。
その笑顔にいつも救われてると思う。
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作者名:mraka | 作成日時:2021年2月22日 0時