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「Aちゃーんビール3追加ね!」

「Aちゃん鮭おにぎり!」

「Aちゃんだし巻き卵おかわり〜」


ひっきりなしに呼ばれて注文叫ばれて、

その度にハーイ!と返事をして

治さんに伝えに行くと、聞こえとるって言われて笑われる。


治「Aちゃん大人気やな」

『そんなことないですよ笑』


ビール3杯を一気に持って席に向かうと、

酔っ払った木兎さんにぎゅーっとしがみつかれた。



木「おれね、Aチャン好き!!////」



ええ…木兎さんこれ酔っ払ってるよね?


日「ぼくとさんカッケー!!こくはくカッケー///」





ガシッ


治「ちょっとお客さん、ウチの従業員に何してくれてんねん。訴えるで」


木「ミャーサムぅぅ///いーじゃん……おれAチャンかわいーもん………Aチャンほらこっちおいでー?」



苦笑いしてると、今度は反対側から


ガシッとしがみついてきたのは侑さん。


侑「ぼっくんばっかりずるいて…おれがさいしょにかわいいって言ったんや……なー?A////」



治さん助けて……


そう思ったら侑さんに回し蹴りを食らわせた治さん。


容赦ない笑






よかった…
さぁ気を取り直し……


ガシぃぃぃぃ…


木「Aちゃん!!」


『えっわっ……キャっ…』



ドサッ



座敷に思い切り叩きつけられて、

その上に馬乗りになった木兎さん


待ってこの体勢ヤバい…


すごい真剣な目でこっち見てる



そしてドサッと私の上に覆い被さってきて、


『えっ木兎さん?!///離れてくださいっ』


木「……グーzzzzz」



え、うそこの人寝てる??

え、重い!!

苦しい!私ここでしぬ?!?





佐「げ…寝た?キモ。」



見てないで助けてください!



治「え………ちょ、Aちゃん平気か?!」

『苦しい…治さん助けてえええ』




無事木兎さんを払い除けた治さんに救出されて、



治「もう終わりや終わり。あんたらはよ帰って………」



店主の止めにより打ち上げ終了。


みんなそれぞれバラバラと店を出ていった。


取り残された侑さんと木兎さん…


治「は?コイツら置いてかれたんか?」



侑は家知ってるんやけどな…
ぼっくんのは知らんで…


と治さん。



木兎さんのカバンから財布を出して、免許証を見ると、


治「お、住所変更ちゃんとしてあるやん…ってあれ?この住所Aちゃん家と近ない??」



覗くと、たしかに、区町が一緒。おまけに丁まで一緒………

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作者名:z | 作成日時:2021年5月9日 1時

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