おにぎり宮の店員さん【MSBY木兎】 (ページ22)

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木兎さんの胸を軽く押し返すと、
残念そうに離れた。

木「ごめん…俺何してんだろ…今度からは絶対お家入らないようにする。玄関で受け取ってちゃんと帰るから、だからまたお裾分けちょーだい？」

『もちろんです。木兎さん…気悪くさせてしまいましたか？』

木「ううん！俺が悪いから！俺Aちゃんのこと初めて会った時から可愛くて仕方なくて、まさかこんなに近づけると思ってなかったからさ…好きになりそうでヤバかった。拒否してくれてありがと！！」

どうしよう泣きそう。

全然嫌じゃなかったし
むしろドキドキしまくりだし…

押し返したのも、嫌じゃなくて
こんなに近づいたら取り返しつかないことになるって思って…

木兎さんのこと好きって認めざる終えないことになりそうだからで。

木「Aちゃん？え…泣いてる？そんなに嫌だった？そうだよな…」

『違います嫌じゃないです！緊張してたんで…緊張の糸がプツンて切れて。これ以上くっついてたら私こそ木兎さんのこと好きになっちゃいそうだったんです…』

木「それホント？？」

『…本当です///』

木「俺頑張ってもいい？？好きになってもらいたい」

『でも私なんか釣り合わないです！』

木「ううん…もう何言ってもダメ」

『そんな///……ばかぁ』

木「それイイ///Aちゃんからのバカってなら、いくらでも言って」

『言いません…もう今日は帰ってください///落ち着かせてください///』

木「ハハハッ可愛い！分かった！今日は帰る！また連絡する」

『はい…私も連絡します///』

帰り際、頭を優しく撫でてくれた。

カッコイイ…
木兎さんかっこよすぎる。

どうしよう
もう手遅れだよ

私木兎さん大好きだ