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賢人はあまりお酒は強くない
そして私はまったく飲めない
賢「乾杯しよ?」
『あ、うん』
『「かんぱーい」』
賢「それにしても今回のドラマ2人が主役だよ?台本ぱらぱらって読んでみた?」
『まだ読んでないよ』
賢「じゃあ言っちゃお!今回はキスシーンあります!」
嬉しそうにぱちぱちと拍手している
なにがそんな嬉しいんだ
『かるーいキスだよね?』
賢「たしか濃厚なのもあった!」
『まじか』
賢「なに、嫌なの?」
『濃厚のは何回しても慣れないっていうか苦手でさ』
ディープキスは息の仕方がわかんなくて呼吸困難になりかけたのが若干トラウマなのだ()
賢「あ、そういえば初めて俺とディープしたとき酸欠で倒れたもんねwあんとき俺まじで焦ったからね目の前で顔真っ青になって倒れるんだもんw」
『ねえ笑わないでよ!』
賢「ごめんw今のうち練習しとく?」
『へ...?』
賢人がニヤっとしながら見つめてくる
私が返事しないでいると
賢「はい決定ー今日練習な」
『ちょっと!』
たまにSになるのがほんとに心臓に悪いやめてくれ
でもすぐいつもの犬にもどる
賢「あ、そうだ写真撮ろ!インスタ載せる!」
『いいよ私も載せる!』
賢「隣行くね」
『ん、先賢人ので撮ろ』
賢「はーい撮るよー」
私はニコッとしてカメラを見た
賢「もっと近く来てよ」
『そんな近く行ったらマネさんに怒られる』
賢「これはインスタ載せないから!」
『ならいっか』
賢「撮るよ!」
パシャ
賢「次インスタ載せるやつ撮る!」
『はーい』
パシャ
『私ので撮るよ』
賢「俺撮ろうか?A背小さいから腕短いでしょ」
『おい』
賢「ほら貸して!」
『あっ!もう!』
私賢人に振り回されすぎだな
賢「撮るねー」
『うん』
パシャ
『ありがとう』
賢「あ、ちょっと待って」
『うん?』
しばらく様子を見てると私のスマホで自撮りをし始めた
『え、なにしてんの?』
賢「ん?自撮り」
『うんそれはわかってるんよ』
賢「Aのカメラフォルダに俺がいっぱいいるってよくない?」
『全然よくないよ?』
賢「俺はAのカメラフォルダを俺でいっぱいにしたいの!」
『そうなのね容量なくならない程度なら撮っていいよ』
賢「ありがとう!」
ずっと隣でパシャパシャしてる賢人を横目に私はお肉を食べきった
『美味しかったあ!ありがとね賢人!』
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作者名:さやか | 作成日時:2021年8月22日 15時