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城戸「その4つのうちのどれか…。あるいはいくつかが大規模侵攻に絡んでくるというわけか？」
レプリカ「断言はできない。未知の国が突然攻めてくる可能性もわずかだがある。
また惑星国家のように決まった軌道を持たず、
忍田「細かい可能性を考えだしたらキリがないな。」
すると風間さんが口を開いた。
風間「話を戻しましょう。
先日の爆撃型トリオン兵と偵察小型トリオン兵と偵察用小型オリオン兵、あれらを大規模侵攻の前触れとして対策を講じるという話だったはず。」
空閑「それだったら確率が高いのはアフトクラトルかキオンかな。」
すると空閑は迅さんに視線を移した。
空閑「…ていうか、そういうの迅さんのサイドエフェクトで予知できないの？どこが来るかとか。」
迅「おれは会ったこともないやつの未来見えないよ。"近々何かが攻めて来る"ってのはわかっても、そいつらが何者なのかはわからない。」
城戸「今はひとまずその2国が相手と仮定して対策を進めよう。次に知りたいのは相手の戦力と戦術。特に重要なのは敵に黒トリガーがいるかどうかだ。」
レプリカ「我々がその2国に滞在したのは7年前以上前なので現在の状況とは異なるかも知れないが、私の記録では当時キオンには6本。
アフトクラトルには…
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13本の黒トリガーが存在した。」
忍田「13本…！」
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作者名：満月 | 作成日時：2022年6月21日 0時
