【歌い手】道端においてあった、みかん箱の中身は…

つんでれチャン ページ34

欄「まあこの2匹とは古い付き合いだけど。
　この山に入った時点で会話は把握済みよ」


ヤタ「だからコイツの名前も知ってるし、
　果物も用意してたんだよ。

　あんちゃん達が喉乾いてるだろーと思ってな
　…流石は欄だな！」


欄「なっ！？」


そらる「ありがとう、欄さん」ニコッ


欄「アンタ達のためじゃないわよ！
　たまたまあったのよ！たまたま！///」


………んー………可愛い。

女の子のツンデレに一行の頬は緩みっぱなし。

まあ仕方ないですよね〜こんな女子はレアですよ、レア。


欄「でもまあ、ゆっくりしていってね。
　ほらみかん、アンタ泥ついてるわよ。
　そこの手水舎でいいわ、洗ってらっしゃい」


そらるの肩に乗ったヤタは耳打ちします。


ヤタ「面倒みがいいやつなんだ」


内心ヤタもね、と思っていたそらるは笑顔で頷いた。

【番外】怒涛のぷにゃぷにゃハイジャック！【感謝編】→←お友達の家へ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す