検索窓
今日:19 hit、昨日:4 hit、合計:299,270 hit

16 ページ17

「お待たせしました」

店員さんは私とジンの前にそれぞれグラスを置いた。

ジンは予想通り、ジントニックで

私の前にはオレンジ色のドリンクが置かれた。

「オレンジジュース...?」

「飲んでみろ」

そういわれ、1口飲んでみる。
味はオレンジジュースだが、しゅわしゅわした感じとお酒の風味が後に残り、美味しかった

「炭酸がピリッとするけど、飲みやすくて美味しい」

「気に入ったみたいだな」

「これなんていうお酒?」

「"ミモザ"だ」

「そうなんだ。確かに花のミモザと同じ色してる」

「それが、今日からお前のコードネームだ。」

「へ〜。.......え?ん?コードネーム??私に?!」

「クックックッ、予想通りのリアクションだな」

「だって、そんな大したことしてないし、なんで突然」

「突然じゃねぇ、アジトに移った時から決まっていた」

「なんでもっと早く教えてくれなかったの!?」

「任務で使い物になるまでは伏せるようにしたんだ。こんな早くコードネームを与えることになるとは思わなかったがな」

「なるほどね...。ミモザか...」

私はグラスにはいったミモザを見つめ、一気に飲み干した。

「これから組織の全員がお前のことをそう呼ぶ。早めに慣れろ。それと、今後潜入など任務の幅も増える。その時に柳瀬Aという本名以外を名乗れ。いいな?」

「わかったわ」


────
────



その後も、ジンと今後の動きや他愛もない会話をしながら、グラスを空にしていった

「うぅー、眠い...」

「まだまだガキだな」

「ガキだもん...、んー。」

飲みやすいお酒ばかりを飲んでいたのと、初めてお酒を飲んだからか私はかなり酔っていた。

前世ではお酒大好きだったんだけどな〜...

なんかすごいふわふわする。

「おい、倒れるぞ」

私が椅子から落ちそうになるところを、ジンが支えてくれた。

「ふふ、ありがとう。...なんかとっても眠いや...」

私はそのままジンの首に腕を回し抱きついて寝てしまった。




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
※未成年の飲酒は法的に認められていません。これは夢小説です。お酒は20歳から。未成年のお酒は御遠慮ください。

17 jin side→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
251人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 黒の組織 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アプリコット | 作成日時:2018年5月25日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。