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後夜祭も終わって
寮に戻ってグルチャを見ると
沢山の写真がアルバムに投稿された。
｢渋谷先輩、笑うんだ･･･｣
ほとんど丸山先輩が撮ったもので
みんないい笑顔だけど
渋谷先輩の言葉と笑顔が脳裏に浮かぶ。
『俺と付き合って』
そう言ってくれた先輩は
少しだけ照れて
手で顔を抑えて微笑んでた。
｢初めて･･･告白された｣
16年の人生で初めて告白されて
夢だった彼氏が出来るかもしれない。
でも･･･
｢いいのか、な...｣
横山先生とのお化け屋敷と
渋谷先輩との後夜祭が
交互に入れ替わるように思い出される。
ピロン
｢ん？？｣
ベッドに置いた携帯を開くと
錦«はよインスタ更新せぇや»
と錦戸先輩からの催促。
それを煽るように大倉くんからのLINE。
｢忘れてた...｣
«すぐアップします！！»
って送ったはいいものの
｢インスタってどーやるんだ･･･｣
模索しながらやっと更新して
«更新しました！！»
ってグルチャに送ると送られてくるスタンプ。
錦«ストーリーやんけ！！»
安«俺も更新したぁー！！»
大«俺もー！！»
丸«みんな被せて投稿してるやん(笑)»
渋«亮が1番に被せてたで»
錦«ちょ、言わんとってぇや(笑)»
安«俺亮に被せたから知ってんで(笑)»
丸«僕ヤスに被せた(笑)»
大«俺丸ちゃんに被せた(笑)»
錦«みんな被せんなや(笑)»
ストーリーとかわけわからんけど
とりあえず投稿したのは確かだもん！！
なんてひねくれながら見ると
みんなあたしに被せて投稿してた。
続く (更新停止中)
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作者名：ほい. | 作成日時：2018年7月9日 19時
