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攻撃が単調化し始めた……そろそろかな
『研磨！今だよ』
合図をしたら研磨が、悪霊の真上目掛けてボールを投げた
んー、ドンピシャ
相手がボールに気を取られている隙に、後ろに回り込み助走をして高く飛んだ
『後ろかと思ったらまさかの斜め上から、なんて想像つかないよね………いや、人によってはつくか』
助走してから飛んだため、かなり高く飛んだ
相手の悪霊は2mほどの高さがあったため
首を狙えなかったから
私が着地した少し後にボールの落ちる音が聞こえた
斬った首の落ちる音は聞こえない
〈ﾜﾀｼ…ﾊ……私…は……〉
彼女からは黒いモヤが消えていて
変わりに、綺麗な着物を着た女性が立っていた
『やっぱり貴方は………武家の娘さんですね』
〈はい……〉
『なぜあの様な姿になったのか、聞いても大丈夫でしょうか…』
ゆっくりと頷いた彼女は振り絞るように、ぽつりぽつりと話し始めた
〈私は……私には愛する人がいました……
でも、死んだあとに気づいたんです
相手にとって私はただの遊び道具だったて……
ある日、2人でどこか遠い所へ逃げて幸せになろう
そこで夫婦になって一緒に暮らそう
今夜、子の刻にあの橋の袂で待っていてくれ、と…
信じて待っていたのですが、相手は来ませんでした
その日は大雪でとても寒くて…〉
『一途な貴方は、凍え死ぬまで相手を待っていた…と』
〈はい…………相手はきっと、私が邪魔になって消したかったんでしょう……〉
彼女の過去は酷くてかなり同情する
だけど、それで関係の無い人まで巻き込んで呪うのは
『なら、呪うべき相手はその人ではないですか…？』
〈確かに、貴方の言う通り……でも、それだけじゃ足りなかったの…〉
それほどまでに、辛くて悲しくて、寂しかったそう伝わってきた
他の人を巻き込むまでに彼女の心は凍えてしまったんだ…
なら、私に出来ることは…
『それなら…貴方が寒いと思わない様に、暖かく送らせて頂きますね…』
研磨に手伝ってもらおうかな…
『研磨、送るんだけど頼んでもいいかな？』
研「分かった………送るって御札でだよね…？」
『うん、そうだよ。だから、文字を書いて欲しいんだけど…』
御札の文字っていくつかパターンがあるんだよね
今回のは私は分からないから、研磨に頼んだ
『研磨、後はよろしくね。私は赤葦さんの所へ行ってくる』
研「うん…」
赤葦さんの元へ向かうと、既にクロがいた
特に怪我とかはなさそうだね
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クローバー - 続きが気になります！更新待ってます！！ (2022年3月27日 20時) (
レス) @page32 id: 61879f4751 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇるまー - いくつか誤字があるのが気になります。どうゆうではなくどういうです (2022年2月22日 22時) (レス) id: 6452396e63 (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - あー、、、、猿夢、、、、マジ勘弁、、、でもこの作品最高です！ (2021年10月16日 20時) (レス) @page32 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - 八尺様あああああああああああああああああああ、、、、マジ無理怖いてぎゃあああああああああああ！！！！ボボボとかポポポポポとかいうやつううううううううう！！ (2021年10月16日 19時) (レス) @page18 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
みーか - 続きがみたいです！とても面白いので (2021年4月30日 23時) (レス) id: 6910d4754c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年9月7日 18時
