チョコレートボックス短編&やぶひかの溺愛拾い子 (ページ17)

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やぶひかの溺愛拾い子3 ページ17

恵梨香side

ガバッ！

起きると知らない部屋で寝ていた。、、ここ何処なの？

私、お母さんに追い出されて、雨の中で歩いてて、、、そこからは覚えてない。

と、とにかく帰らないと、。帰る場所がないけど。

玄関にいってドアに手を掛けると背後から足音が聞こえた。

後ろを見ると、背の高い人が、こっちに向かって、

？「何処に行くの？荷物を持って。」

貴方「え？えっと～、家に帰らなきゃ。」

？「でも、多分だけど、、、、家出したんじゃないの？」

確かに図星だけど、迷惑かけちゃうし。行かなきゃ。

？「まだ、朝の5時だよ。後で送ってあげるから。」

貴方「でも、迷惑かけちゃうし。」

？「いいから、そんなの」

その人は、私の手を引っ張ってリビングに連れて来た。

リビングに行くと八重歯のかわいい男の人がいた。

八乙女「俺は八乙女光ね。光って呼んで」

薮「俺は薮宏太だよ。好きに呼んでね。」

貴方「あ、あの帰らなきゃ、、。」

光「でも帰る所あるの？家出したんじゃないの。」

貴方「家出したんじゃないんです。追い出されて、、。」

沈黙が流れる。

すると光さんが沈黙を遮った。

光「だったら俺ん家に住めばいいじゃん。」

この一言でやぶひかに溺愛されました。

次のページからは一週間後と一日目が乗ってまーす。