今日は、少し肌寒いですね。 _登坂広臣

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広臣side





直「まっさか、このクールなイケメンボーイ登坂くんが好きな人がいるなんてねぇ〜♡」





隆「ですねぇ〜」





直「しかもまさか、同じグループの歳下の子なんてねぇ〜♡」





隆「ですねぇ〜」





さっきからこの会話をずーっと俺を挟んでされているこの状況。





ベンチに座って俺と隆二が喋っているのがたまたま通る時に聞こえたらしく「ごめんっ聞こえちゃった」なんて舌をペロっとだしながら俺の隣に座りずーっと俺のまた隣に座っている隆二にニヤニヤしながら話しかけている。





なんだよ...このリーダー。





女子高生かよ、ってくらいに恋!?恋!?と1人興奮気味に喋っている直人さん。





直「いやぁ、どーするよ。今市隆二。」





隆「どーしますかね」





直「ちょっと、登坂広臣くん。自分の好きな子にお近づきになりたいと思わないかね？」





「...いや、だから俺は好きじゃない」





何回目か分かんなくなるくらいにこの数分間の間に口にしてきた言葉をもう一度言う。





直「素直じゃないんだからぁ〜も〜」





口をタコみたいにして言う直人さん。





いや、直人さんかわいくないっすよ。

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