沖田総悟が一人 ページ2
どうも。真選組一番隊副隊長Aです。
今私は、総悟に引きずられて見回りをしています。
もう辛い。めんどくさい。やめたい。
「おい、最後の1行声に出てんぞAさーん」
この気持ち悪いくらい聞きごこちの良い声はいつも私の心を落ち着かせる。沖田総悟、私はこいつが嫌いだ。と、思ってたのに…なんか最近、近藤さんに
「おまえそうごがすきなのかぁ??わははは」
なんてアホ面で言われてから意識してしまっている。いくら近藤さんでも切腹しようかと思った。
なのに総悟はこっちの気も知らずに頭撫でたりバックハグしてきたりデスソース盛ってきたり……切腹しようかと思った。
なんて考えてたら総悟に声を掛けられる
「A、ファミレス行きやすか?」
なんでこの男は任務中にファミレスに誘ってくるのだろう
「…行く」
なんで私はその誘いにノッているのだろう
(あとで総悟と一緒に土方指導かなぁ)
なんて考えながらファミレスに入っていく。自然に席までエスコートする所も、私の好きなメニュー覚えて頼んでくれる所も、好きなんだろうか…いや、これは近藤さんのせい…といつも言い聞かせている。
でも今も、私の好きなメニューにタバスコをかけてくれたr…
「なぁにやってんのォォ!?!?!?」
「お、A、ツッコみ方が土方さんに似てきやしたねェ」
私の好きないちごパフェがタバスコに侵食されていく…
てかなんでこいつそんなデッケぇタバスコ持ってんだよどこから出てきたよドラ◯もんかよ!?
「…………なんで?(振り絞って出た言葉)」
「いやァ、なんかいちごが足んねぇですぜこのパフェ」
「会話しろよ。なんでタバスコかけてんだてめぇ。おいかけんのやめろ!!!」
総悟はドス黒い笑みを浮かべている。お前それイケメンだから許されている行為であることを忘れるなよ。お前イケメンだけど。
そろそろ切腹しようかと思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい!!!1話終わり!!!!疲れました!!!うささん今日はもう営業終了です!!!!
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさぎ | 作成日時:2024年1月24日 19時