妹審神者⑤ (ページ34)

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334、近侍交代ページ34

骨「遅くなってすまない…」

背中を擦り、支えてくれる。

「大丈夫…」

サラッと、頭も撫でられて
それが心地よくて、目の前の肩に頭を預けた。

骨「薬研は闇堕ちをしたんだったな…

ちゃんと見張っておくべきだった、

申し訳ない」

「ううん、
骨喰さん達は悪くない。

私がずっと、
近待お願いしてたのがいけなかった…」

骨「そうか…」

「ごめんね…

骨喰さんはまだちゃんと
話せてなかったもんね…

薬研は、私が初めてここで
出会った刀剣男士さんで、

闇堕ちして、
私に襲いかかろうとしてたけど、
その時既に折れる寸前の重症で。

反動で、目の前で折れたのを助けたの…」

黙って聞く骨喰

自分の兄弟の
痛々しい話なんて、

嫌だよね…
ごめんね…

「誰かといる時は、
そばに居てくれるけど、

2人だと避けられてて、
それを私が勝手に気にしてただけだから…

責めたりしないであげてね」

骨「分かってる」

「そっか、よかった…
薬研の為にも近侍外そうと思う。

骨喰さん近侍お願いしてもいいかな？」

「俺で…いいのか？」

「うん！骨喰さん

あまりお話する機会なかったから

これを機にお話したい」

骨「わかった、
薬研には俺が伝えておこう」

「うん、お願いします」