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213、翌日から ページ13
そう決めた翌日である。
いつものように
ご飯を作るために台所へ……
台所は供用、
お互いを無視しながら使って、
互いに絶対
自分達の分しかご飯は作らない。
いいなぁ、
燭台切さんの作るご飯
美味しいんだよなぁ…
なんていつも思う。
台所に入るのも勇気がいる。
ふぅっと一息ついて
「失礼します」
こうやって遠慮しながら入るのが日課。
扉を開ければ2人に睨まれる
これが当たり前
今日は言うんだ。
「……………おはよう…」
言えた…けど声ちっさ………
まぁ、まずは挨拶からって事で！
もちろん、
無視されるのは知ってる。
これが合ってるのか、
ぶっちゃけ分からない、
辛いけど、どうにか耐える。
自分たちのご飯を作り終えて
燭台切さん達も使ったであろう
道具を一緒に洗って出た
その次の日も、その次の日も
それを繰り返して行った
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作者名：赤いうさぎ | 作成日時：2020年10月1日 23時
