203、テスト返却 ページ4
教室
ついにテスト返却の日！
にゃっはーとはしゃぐグリム
ク「こら！グリム！」
クルーウェル先生にも注意された
先生もほんとにすみません…
たまにこんな感じで怒られるから、
授業終わりに毎回、毎時間
先生に私が謝りに行くのが日課。
でも今日はテスト返却で先生の元へと向かう、
そのついでに謝る。
転校生扱いだから
自分で最後の出席番号がやっと呼ばれ、
クルーウェル先生の元へ。
「すみません先生…
グリムが騒いでしまって…」
ク「気にするな
お前はよく頑張ったな
目標だと言ってた今回のテスト、
どれも点数が良かったと聞いてるぞ。
また分からないことがあれば
何時でも来るといい」
「はい！ありがとうございます！
クルーウェル先生のおかげです
ほんとにありがとうございました！
またお願いします！」
席に戻ると
エ「やった！92点」
デ「88点！
オレが80点以上取れる日が来るなんて！」
「見ろ！A！オレ様85点だゾ」
「いつも赤点のグリムが85点？」
「オマエ、ちょっと失礼なんだゾ！」
私は80点かぁ〜頑張った成果だ〜♪
クルーウェル先生が気になる事を言い出した
今回のテストはみんなかなり勉強したようだ
小テストの時に比べてかなり、
いや、
可笑しいくらいに平均点がアップしていると
魔法薬学のテストは
全クラス平均点90点を超えている
魔法史も
なかなかいい結果だったと聞いたらしい。
その言葉に
エース、デュース、グリムが
何やら怪しく驚いた
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作者名：小桜華撫 | 作成日時：2021年7月19日 20時
