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218、絶対ダイジョウブ！ ページ19
署名コントラクト！
「この契約の達成条件は
3日後の日没までに、
珊瑚の海にある
アトランティカ記念博物館に
とある写真を奪って来ること」
ジ「俺たちに
美術品を盗んでこいって言うのか？」
10年前寄贈された、リエーレ王子の
来館記念写真これを奪って来いと言う。
でも海の中でしょ？
私ちゃんと泳げないし、水が苦手…
酸素ボンベもある訳でないしどう潜れと？
ジ「ちょっと待てよ。
珊瑚の海って国は
国自体が海の底にあるんだろ？
エラもヒレもない俺達には
滞在する事すら難しい、
こっちの条件が厳しすぎるんじゃないのか」
アズールさんに魔法薬を渡された
水の中で呼吸が可能になる薬…
その薬の瓶を握った私は瓶をただ見つめる。
ア「さあ、どうします？
僕と取引し、契約書にサインしますか？
僕もヒマではないんです
早く決めてください、さあ…………さあ！」
焦らされるも冷静に考える。
契約をしない以上話は聞かない
契約の条件も達成できるかは微妙。
何かしら障害物はありそうだし
それを上手くかわせれば…
うん、それで行こう。
「契約します」
そしてサインを書いた
ア「これで契約は完了です」
条件が達成出来なければ
オンボロ寮は僕のもの。
私もまとめて僕の下僕になってもらうと…
絶対大丈夫！勝ってみせる。
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作者名：小桜華撫 | 作成日時：2021年7月19日 20時
