174、待ってください先輩 ページ25
「あ！待ってください！
リドル先輩！ケイト先輩！
大事なマジカルペンです！」
リ「あぁ、ありがとう忘れていたよ(嘘)」
ケ「ん、忘れてた(嘘)ありがとー♪」
もういっその事
あげてしまいたいと思ってた2人
「どっちがどっちだか
わからなくてすみません…」
ケ「こっちリドルくんのだね♪」
渡したのが逆だったみたい
「なんでわかったんですかー？」
ケ「んー？これみてご覧♪」
「わぁ、名前入ってたんですね！」
ケ「ところで、
さっきリドルくんの真似しながら
振り回してたの見てたよん♪」
「ひぇ！？
すみません勝手に……」
リ「構わないよ」
ケ「うんうん、
可愛かったからOK！
これマジカメにあげていい？」
私がマジカルペンを振り回して
えい！てい！とか言ってる動画だった、
詰んだ……
「いいですけど、
マジカメ映えですか？これ？」
ケ「うん！とっても♪」
「そう…ですか…」
ケ「でもさー、
なんでリドルくんの真似？」
「それは…
私の世界には魔法がなかったし
リドル先輩魔法上手だったから…
見てて真似したくなってしまって」
リ「ふぅん…じゃあ持ってご覧？」
そう言ってマジカルペンを
私にもう一度渡してきた
「へ？」
とりあえず受け取る
リ「さっき花の色を変えようとしてたね
もう一度やってご覧？」
これにはケイトも微笑んで見守る。
「え、はい…」
先輩たちの前でえいってやるの？
恥ずかしくない？
マジカルペンをお花に向かって指し
「えい！」
きらんと光って
黄色のお花が赤に変わった
「わぁっ！
魔法使いになった気分♪
リドル先輩ありがとうございます！」
笑顔で言ってマジカルペンを返した
そしてすぐ帰った先輩達
ケ「うっはは、
リドルくんめっちゃ照れてるー
よかったね！
後で動画送ってあげるから♪」
ケイトに1日いじられるのであった
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作者名：小桜華撫 | 作成日時：2021年6月5日 0時
