【ハイキュー】飛雄にとって、私は邪魔ですか？

21、破壊と笑顔 ページ21

…ビックリです。

……星が…星がァ！


赤くなりましたァァァァァァァァァァ！！！

どうしよ！嬉しいよ！万年黄色星のこの駄作者の作品が赤いよ！

スゲェェェエ！！

ホントありがとうございます！皆さんのおかげです！更新張り切っていきますので、完結までよろしくお願いします！


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なんとか先生からこのことを誤魔化した。恐らく、何かあったと分かっていても口出しはしない。

…学校のセンセーって、そんなもんでしょ？


貴｢…終わった……｣

今まで築き上げてきたもの全部壊したな、こりゃ。

…しょうがないのかな……

月｢…小柳｣

貴｢月島…って、なんでアンタがそんな辛そうな顔してるの？｣

月｢…特に理由なんか無いって…言えればいいけど……｣

きっと、月島には月島の言いたくない理由があるんだよね。

無理に言わせる権利、私には無いよ。


月｢…小柳、さ、そんなんで大丈夫なワケ？｣

…言葉に詰まったけど、すぐに言葉が浮かんでくる。

水が湧くかのように、次から次へと言葉が溢れ出してきた。

貴｢…大丈夫！……では、ないよ…辛いけど…

でも、後悔はしてないかな。思ってたより辛くない。むしろ、スカッとしてる所もあるよ。

…ふふ…恋ってさ、凄いの。

好きな人のためなら、どんな事でも頑張れる気がするんだよ？

辛いことも、乗り越えようと思える

…どんなに危険でも、苦痛があっても…飛雄の事を想えば、頑張れる。

…たとえ飛雄が私の事を好きじゃなかったとしても、私の気持ちは変わってないから｣



笑うと同時に、頬を伝うモノがあった。

ソレは暖かく、されど冷たくも感じた。

月｢…なら、なんで泣くのさ……｣

私も、分からないや。もうなんもわかんない。

けどね、1つだけいえるよ。



貴｢辛いことも、苦しいこともいっぱいあるけど…幸せにもなれるから。


月島も、恋した方がいいよ！｣



沢山のものを失くした。でも、沢山のことを学んだ。

幸せを、手に入れることも出来るから。



これだから、人は恋を辞められないんだ。

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