【ハイキュー】飛雄にとって、私は邪魔ですか？

26、終了と解答 ページ26

貴方side

とうとう言ってしまった。

あの腕を、振り払ってしまった。本当に終わらせてしまったんだ。


貴｢…っ……ﾋｯｸ…ｯｸ……｣

自分で決めたのに、なんだよこの有様は。ちゃんとしてよ。笑われるから…


自分で決めた事に、責任持て。


貴｢…よし｣

もう、大丈夫。大丈夫。


きっとこれからも上手くやれる。また、ちゃんとお互いのこと理解出来る。

…って、何言ってんだ私。


……期待してるのかな。まだ…完全に終わってはないって、思い込みたいんだ。


貴｢…本当、しっかりしてよ｣


誰も居ない廊下に、私の声は消えていった。
























月｢…今度はなんなのさ｣

山｢また喧嘩した？元気ないよ？｣

貴｢フッた｣

月｢ソーデスカ。……は？｣


お昼休み、このメンバー初の沈黙。最近月島と山口とばっかりいるなぁ…

ま、元々友達少ないし。必然的にこうなるわ。


月｢…どういうこと？説明してくれる？｣

…なんで月島が若干キレ気味なんだよ。なんで山口がそんなょショック受けてるんだよ。

貴｢どの道私は飛雄にフラれる。だから、フラれる前に、私がフッた｣


月｢…小柳はそれで後悔してないの？｣

貴｢…してないよ｣


嘘を重ねるのって、重くなってく。

月｢小柳がそれでいいならいいと思う。ゴメン、トイレ行ってくる｣

何も言わせずに月島は去った。


…いいわけ、ないじゃんか。




貴｢じゃあ…どうすりゃいい訳？｣

山｢…小柳さん……｣

貴｢…フラれる方が苦しくなると思ってた。でも、フるのも…結構辛い


…どうすれば…良かったのかな…｣





誰か、模範解答を下さい。

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