東京合宿に偽ヒロインと悪女が来てクソ面白いけど、そろそろシャレにならん【ハイキュー】

二十三、本物の信頼関係 ページ24

芝山side


貴｢ごめん！！｣

皆が戻ってきた瞬間、凜さんが頭を下げて謝っていた。

みんなも訳が分からずポカンとしている。



鉄｢…お前、なんで謝ってんの？｣

貴｢1セット目終わった後にすぐスポドリ用意出来なかった…スポドリを待たせた……

一刻も早く休息を取らなきゃいけないのに…｣


……確かに、凜さんは試合が始まる前にスポドリを作ってた。この目で見たんだから、間違いないと思うけど……


夜｢…何か訳があったんだろ？話してくれる？｣

責めるわけでも、凜さんの謝罪を否定すること無く、聞いてあげる夜久さん。


安心したように、少し表情が和らぐ。

貴｢ありがとう……今夜音駒の部屋行くね。


よし！今は試合に集中！この話はもう終わり。あとリエーフ。リードブロック……な｣


灰｢はい｣


……凜さん怖いな…1番大きいはずの灰羽くんが小さく見える…

貴｢休憩したら次の試合行くぞ。


……相手は…フクロウ｣


ニヤッと笑う凜さんはすごく楽しそうで、僕は少し安心した。

良かった、いつもの凜さんに戻った。


兎｢へいへい！音駒！負けねーからな！！｣

鉄｢今日こそ、僕たちが勝たせていただきます｣

兎｢やってみろ！｣

仲いいなぁ、あの二人。


そこに、凜さんが灰羽くんを連れて参戦。なんでだろう？


貴｢リエーフ、いいか？ブロックはトスを見てから飛ぶように｣

灰｢はい！｣

貴｢なるべく腕は前に出せ。

そんで、このうるさいミミズクヘッドを黙らせろ！｣

兎｢やってみろよ！べー！！｣


鉄｢あれ、なんかデジャブを感じた｣



挑発する黒尾さん。木兎さんを指さして言う凜さん。挑発に簡単に乗ってしまう木兎さん。

この人達を、僕は凄く尊敬している。




でも、ひとつだけ言わせて欲しい。






















3年生、大丈夫かな？

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