検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:50,113 hit

ページ3

やってしまった、と思ったけど。



時すでに遅し。



私からぱっと離れた蜜璃ちゃんは、口に手を当てた。


目を見開き、口をパクパクさせる蜜璃ちゃん。



「今の、ほんと…?」




蜜璃ちゃんは、そう小さく私に言った。

ぶっちゃけ、まだ心の整理ついてません。




でも、そんなことは言えないから。





「うん。本当だよ。私も、蜜璃ちゃんが好き」





冷や汗をかきながらも、蜜璃ちゃんにそう笑いかけた。

蜜璃ちゃんは信じられないという様子で、瞳に溜まっていた涙をぽろぽろと零し始めた。


蜜璃ちゃんが泣いたところを見るのは初めてだから、驚きを隠せない。



「私なんかで、いいの…?」




上目遣いで私を見つめる蜜璃ちゃん。


男だったらイチコロだっただろーなー。


と思いながら、蜜璃ちゃんの涙を羽織で拭ってあげた。





「いいよ」





そう私が言うと、蜜璃ちゃんはまたぽろぽろと泣き出した。





「っ、うぁぁぁ、Aちゃぁぁぁん」




「えっ、ちょっと、蜜璃ちゃん!?」





























ある町の甘味処。







初々しく、勇ましい2人の少女に。



















愛が、芽生えました。

四→←二



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (219 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
357人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 甘露寺蜜璃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

千華(プロフ) - 鴉玄さん» 私も書きやすいお話でした〜!!あと1話、2話で書き終わりますのでしばしお待ちを!他にも読みたいお話があればリクエストして下さいね〜! (2020年3月21日 8時) (レス) id: c4f4aba572 (このIDを非表示/違反報告)
鴉玄(プロフ) - 久々に読んでいて相変わらず尊すぎる…何気にリクエストした惚気嫉妬話が書かれている…だと!?ありがとうございます(語彙力) (2020年3月21日 3時) (レス) id: 436aae3705 (このIDを非表示/違反報告)
千華(プロフ) - すぴねるさん» ありがとうございます.......!! (2020年3月20日 22時) (レス) id: c4f4aba572 (このIDを非表示/違反報告)
すぴねる(プロフ) - もちろんです!この作品のために描いたものですので! (2020年3月20日 18時) (レス) id: ca174faec5 (このIDを非表示/違反報告)
千華(プロフ) - すぴねるさん» いえいえ、ありがとうございます!!本当に素敵なイメ画ですね...!!このお話の方で、イメ画が掲載されているお話を紹介させていただいてもよろしいでしょうか? (2020年3月20日 18時) (レス) id: c4f4aba572 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リサ | 作成日時:2019年10月20日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。