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両親が他界し、2年半の月日が経った頃。
私は、高校生になった。
両親が他界してからは、叔父が可愛がって育ててくれたが、叔父は遠くに住んでいる為、滅多に会えず、いつも独りぼっちだった。

そんな、可哀想な私を見かねて叔父は１つのプレゼントを誕生日にくれた。

" 人型ロボット "

形そのものは、人間。歳は、20代後半なのだろうか。見た目は、少し老けて見えるが、叔父曰く23歳設定だという。
ぱっちりとした二重瞼にふっくらとした頬。
世間一般だと、イケメンとでも言うのか。そんな顔をした " 人型ロボット " を作ってプレゼントしてくれた。

「 A、今日からお前の事を支えてくれるコーイチだ。」

" コーイチ " と名の人型ロボット。
規則的な笑い方をして、少し君が悪いと感じてしまった。

『叔父さん、私1人でも生きてけるよ？大丈夫だよ？』

「君がこれから1人で困難な壁にぶち当たった時にこのコーイチが助けてくれるから心配しないでも大丈夫だよ」

そう言われ、今日から人型ロボットのコーイチと生活することになった。