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「 Aお嬢様、起きてください。」
朝から聞きなれない声が私を起こしていると、目を開ければ、目の前にはぱっちり二重瞼のコーイチが私の顔を覗いていた。
「 朝ごはん出来てますよ。食べましょう。」
コーイチは、家事全般が出来るらしい。だか、やっぱり規則的な笑い方は不気味だ。
テーブルの上に、広がる朝食を囲みご飯を食べていると不思議に思うことがあった。
『 コーイチは、ロボットなのにご飯食べられるの?』
コーイチは、一瞬頭の上にはてなを浮かべていたが、またあの規則的な笑い方で
「 ロボットは一般的にご飯を食べないのですか?」
と聞いてきたから思わず笑ってしまった。
私の知ってる、ロボットでご飯を食べるといえば、ドラ○もんとコ○助ぐらいしか知らないなぁと考えていたらとっくにコーイチはご飯を食べ終わっていて片付けをしていた。
『片付けぐらい私がやるからコーイチは休んでていいよ。』
「 Aお嬢様にやらせる訳にはいけません。」
さっきからこれの一点張り。
コーイチは、意外と頑固なのかな?
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作者名:名無し | 作成日時:2018年1月17日 23時