どうしてこうなった。【イナギャラ】 (ページ1)

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＊Prolog＊ページ1

実況｢ここで試合終了のホイッスル！得点は５対４！フットボールフロンティアインターナショナルビジョン２、アジア地区予選はイナズマジャパンが土壇場からの奇跡的な逆転勝利で、優勝だァァァ！！！｣

煩い雑音が響く中、私はサッカーのアジア地区予選が行われていた会場の、選手が登場してくる入口に立っていた。まあ、それは例の人に呼ばれたからなんだよね、帰りたい。

日本が勝っちゃったジャンヌ・ダルク。完全に試合が終わったことを確認してから私は日本側のベンチへ足を進めた。わお、お空が黄色い。その光は観客席の方へ流れて行ったように見えた。

あの場にいなくてよかった。体にブルっと悪寒が走る。

『えぇー、と……黒岩流星さん、でしたよね？初めまして。勝手にここまで来てしまって申し訳ないですが、少しあちらへ行ってもよろしいですか？』

そう言って私は今選手達が立っているコートの方へ指を指す。

すると黒岩さんは、｢問題を起こすな。｣その一言だけ言った。

じゃあ行っていいんだね！私はまた足を進める、……宇宙船が見えるよこんなの初めて。

先程まで日本と戦っていた相手も宇宙人へと化けの皮が剥がれ、宇宙船へと吸い込まれる。可愛い子いたのに宇宙人なのか……残念。

そして誰も私の存在に気付く者がいない、泣くよ。

すると中から宇宙人らしき人が召喚？された。う、宇宙人感出してるからから宇宙人なはず。

？？？｢おめでとう地球代表の諸君。｣

すごい癖の強いお辞儀する人だな……。←

？？？｢君達はグランドセレスタギャラクシーの予選を勝ち抜き、本大会へと駒を進めた。｣

松風｢え、今、何て……。｣

彼は松風天馬、私の中で純粋くんだと信じてる。

鉄角｢訳わかんねぇぞ……！｣

鉄角真、昔ボクシングをやってたそうだ、殴られないようにしなくちゃな……。

野崎｢何、どういう事……？｣

野咲さくら、数少ない女子でめっちゃ可愛い。

神童｢今、確か……。｣

神童拓人、神のタクトで全国優勝へ導いた人。

剣城｢俺達を、地球代表と言ったのか……っ？｣

剣城京介、雷門の絶対的エースストライカー。

？？？｢そうだ。君達は日本という国の代表なのではない。｣

松風｢日本、じゃなくて……地球……！？｣

？？？｢やはり君達は、まだ理由も聞かされずに戦っていたようだね。｣

そのようだね。