S組の最強王子六人とE組の最強 (ページ18)

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#17 その後の逃走劇ページ18

Aside

『あー！やっと終わったー！』

あの戦い終わったし、強化もないし！いつも通りの日常が…

な「失礼します」

戻らなかったです

『何ですか？強化の話なら断りました』
な「そうじゃない、Sに入らないかなと思ってね」
『…え？』

待って待って何で？え？なんで？

『え？何でですか？』
な「だって“Sに入らない”なんて約束はよくよく考えるとしてないじゃん？あのあとさとみくんが言ってくれた」
『…あ、ほんとだ』

ヤバいドジっ子なのか私は

『こうなるなら勝てばよかった…ﾎﾞｿｯ』
な「さぁ、入る？入らない？」

答え？決まってる

『絶対やだ！』

ﾀﾞｯ

な「あ、逃げた…でも」
〝計画通り〟

ﾀｯﾀｯﾀｯ…

『なんで考えてなかったの！？バカ～！』

ﾄﾞﾝｯ

『わっ！ごめんなさ…ってえ？』
ジ「おはよ～Aちゃん」
『え！？ジェル君！？』
ジ「あ、名前覚えててくれたんや～ありがとなー」
『え、あ、どうも…じゃあ失礼しま＿＿＿＿＿ジ「ちょっとまってや」な、なんでしょう』
ジ「さっきなーくんからSに入らんか聞かれたやろ？」
『な、何でそれを』
ジ「まぁいろいろあってな。それでその事話し合うために理事長室行こうって話になってな」
『ぜ、絶対嫌です！』

ﾀﾞｯ

ジ「あ、ちょっ！待ってや！」

嫌だー！ってか授業中なのに何で…理事長しかいないな、うん

『も～…ってわっ、危なかった…あ』
さ「お、Aちゃんじゃん。なーくんすごいな、よくこっちに来るって分かったな」
こ「ほんとだね！違う方面に行くかと思ったのに」
『ま、まさかあなたたちも…』
さこ「そ、そういうこと」
『お断りします！』

ﾀﾞｯ…ｶﾞｼｯ

さ「おっと、行かせねぇよ」
『さすがに無理があったかな…』
こ「なんでそんなに嫌なの？みんないて楽しいよ？」
『…』

授業あるじゃん？あとあのこともあったから嫌だもん…

さ「何もねぇならS来ようぜ」
こ「ほら、返事は？」

決まってんでしょ！

『嫌です！』

ここならどの教室もないつまり能力を見られる心配はない！

『“ブリザード”』
こ「うわっ！能力！？」
さ「あ待ってビックリしすぎて手離しちゃった」
こ「はぁ！？」

よしっうまくいった

『ってことは後は莉犬君とるぅと君かな…』

なら空き教室にでも隠れようかな…
ｶﾞﾗｯ

『…？』

何かの気配を感じる…これは

『…お二人さん、出てきてください』
莉「あれ、ばれちゃった」
る「気配うまく隠したんですけどね…」