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「はぁ、残念、2番目なんて」
ヴィルは溜息を吐き、そう呟く。
「クソ、4番目なんて…」
アズールは悔しそうに言い、レオナの方に笑顔で振り向いた。
「レオ──」
「悪ぃがアズール。1番はオレだ」
「チッ」
「おいタコ」
『……』
彼はレオナを見上げ目を合わせた。
「あ、これAくんの服とかですよーどうぞー」
学園長から紙袋を受け取りAを担ぎあげた。
「悪ぃなオマエら」
ニヒルな笑みを浮かべてサバナクロー寮へ帰って行った。
──────────
「タコ」
『8号』
「あ？」
『ハチ。イツモ、ヨバレル』
「ハチ、8号。なるほどな」
彼は納得したように前を向き、寮へ足を入れた。
「おいラギー」
「はーーい、っって、なんすか」
学園長から貰った紙袋を投げつけ談話室のソファに腰掛けた。
「つか、その、タコ？」
「Aだ。ハチとか8号とか呼ばれてるっつってた。今日だけ預かる」
するとレオナは彼を目の前に座らせ彼の首元に顔を近づけた。
「……タコ、じゃねぇな。何者だオマエ」
彼のモヒカンに触れ、少し顔を顰めた。
『………』
彼の髪が段々と変わっていく。
黄色の髪を見て、軽く目を見開いた。
「うわ、なんすかそれ」
「知らねぇよ…」
「んー、サバナクロー寮カラーみたいッスねぇ」
ニシシッと面白そうにラギー・ブッチは笑った。
「…おい、その武器、なんだ」
『チャージャー』
「チャージャー？」
Aはチャージャーを手に持ち、構えた。
ドンッ！と水辺に対して撃つ。
一直線に黄色のインクの道が出来上がった。
「…インク、ッスか？」
『ウン』
彼はタコになり軽くインクの中を移動した。
「っ！なるほど、確かに普通のタコじゃねぇな」
ぽちゃん、と音を立てインクから出てきた。
「寮長！誰っすかソイツ！！」
サバナクロー寮の寮生がぞろぞろと集まってきた。
大柄なサバナクロー寮生に対して小さな彼。
「なんだぁこのちっこいのは」
「なんだその服！！」
「何持ってんだそれ！！」
「グルル…」
レオナは面倒くさそうに唸った。
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アニキッズ - 最高❗ (2023年5月7日 12時) (
レス) @page25 id: e904a81891 (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - すごく面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2022年10月7日 22時) (レス) @page22 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
スプラ3がやりたいニャンコ - 初コメ失礼します！ツイステとスプラトゥーンの小説すごく面白いです！これからも頑張ってください！ (2022年9月25日 1時) (レス) @page22 id: 2531068b1e (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - スペシャルを使ってほしい！全部のスペシャルが使える設定を追加してほしいです！お願いします！ (2022年9月12日 13時) (レス) @page9 id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
もちゃ - マジで面白い、早く続きみたい !!応援してます!!!! (2022年9月8日 16時) (レス) @page18 id: 1426b2c4da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きん | 作成日時：2022年5月20日 21時
