夢の足跡 14

・ ページ3

「えぇ、今日はですね。

ヒット祈願、第2弾ということで…

私は今、とある学校に来ております。

というのも…やっぱりね、ハード系もやりたいということで。

まぁ、スタッフさんからの意見なんですけども笑

スケジュールをね、合わせるのが難しかったみたいなので。

ここは、センターである私が、1人で行きたいと思います！

みんなには内緒なので…笑

私も何やるか聞かされてないんですけど、頑張って来ようと思います！」


『早速ですけど、ヒット祈願これです』


「…おおっ！書道パフォーマンス！」


『新体操と合体して、特別バージョンでやります！』




Aだけ、ヒット祈願をもう1つやる。

それだけ言われて連れてこられたのは、とある高校。

ヒット祈願第2弾の内容は、書道パフォーマンスらしい。

私の特技である新体操と、書道を合体させて演技をする。

一発録りの収録で緊張するけど、ヒットのために頑張って来ます！




:




「おはようございます…」


『きゃーっ！』


「わぁ、すごい歓声〜笑」


『本物だぁ！』


「乃木坂46の白橋Aです。

今日はよろしくお願いします！」


『よろしくお願いします！』


「皆さんは、書道部さんですか？」


『はい、書道部です！

それで、こちらが新体操部さんです！』


「よろしくお願いします！」




体育館に入ったら、大歓声…笑

新体操部さんと書道部さんが集合してて、パフォーマンスを見せて頂いた。

全国大会に出場した経歴もあるだけあって、ものすごいレベル。

これ、私が飛び入りで入っちゃっても大丈夫かしら…笑




『白橋さんって、書道も習われてたんですよね？』


「いやほんと、齧ってた程度ですけどね…」


『今回、一緒に書いて頂きたいと思いまして…』


「え、新体操要因じゃなかったんですか？」


『もちろん、新体操がメインなんですけど…

せっかくなので、文字も刻んでください』


「きゃ〜笑」


『白橋さん、先に振り入れしましょ〜』


「あ、はーい！」


『めちゃくちゃ細くて、The新体操って感じですね。

湘南のチームに所属してたんですよね？』


「そうです、そこのジュニアに少し…」


『えー！めちゃくちゃ強いとこですよね！』




なんと、書道パフォーマンスに混ぜてもらうことになった。

練習時間は5時間。

コンテを見せてもらって、振りを入れて…

スケジュール的に結構ハードだけど、これぞヒット祈願って感じ。

高校生の皆さん、よろしくお願いします！

・→←ここで跳ねるために

→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す