23 藤 ページ22
F side
俺にとって馴染みのあるドアを引く。
「 いらっしゃ....って太輔じゃん。」
「うん、ごめん急で。二人入れるかな?」
俺がそう聞くと「大丈夫だけど...」と困ったような顔をする渉。
もしかして忙しかったかな?
週末だし、仕方ないか。
「空いてなかったら全然大丈夫だよ」
「いや、そうじゃなくて...」
「ん?」
"今日、みっちゃんいるよ?"
隣にいる彼女に聞こえないよう、渉は小声でそう教えてくれた。
マジか、、
そう思ったのもつかの間。
「え、藤ヶ谷じゃん。」
後ろから聞こえてきたのは確実に俺の大好きな人の声。
「と、ダレ?」
エプロンをつけトレーを持った姿は何度見ても可愛い。
可愛いはずなのに...その目は笑っていない。
動揺してる俺に全く気付かない隣の彼女は
北山に向かって俺の後輩だと挨拶をしている。
そして、動揺している俺に気づいてる北山は
「ふーん、可愛いじゃん。ね?藤ヶ谷。」
なんて小悪魔みたいに笑うんだ。
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篆(てん)(プロフ) - たまさん» たま様。コメント有難うございます!出会えた事を嬉しく思います♪可愛いFKを書くことが目標なのでとっても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年5月16日 23時) (レス) id: 037bba86b4 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - てんさんはじめまして(^-^)色んな所を飛び回っているうちにたどり着きました!ツンなKさんと、メロメロになってるFさん可愛いです(*´∀`)2人がこれからどうなっていくのか、更新楽しみにしています☆ (2019年5月16日 23時) (レス) id: f57c24ec83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:篆(てん) | 作成日時:2019年5月14日 20時