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Y side
「ねえ、待って渉。あの子笑ってる...笑ってるよ!!」
そりゃあお客さんに接客してるんだから笑顔でしょ。と思わず突っ込みを入れてしまった。
当の本人には聞こえてないみたいだけど。
「あとでちゃんと紹介してやるから落ち着きなよ。」
俺の親戚、みっちゃんこと北山宏光に太輔はここに来てからずっと夢中だ。
おかげで新メニューの感想もろくに言ってくれない。
「まさか太輔がみっちゃんのこと好きになるとはねえ。」
太輔が性別問わず恋愛をすることは知ってたけど身近な人となると話は別だ。
みっちゃんが可愛いのはよく分かるけどね。
「ねえ、渉。あの子何歳なの?」
「確かハタチじゃないかな。」
「20歳かぁ...未成年じゃないならギリ!ギリいける!」
嬉しそうに、興奮した様子で足元をジタバタさせる26歳会社員。
いつもコーヒー片手にクールに決めている朝の人とは別人だ。
太輔...もうその目がアウトだよ...。
この先この人と関わることになるであろうみっちゃんに少しだけ同情した。
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篆(てん)(プロフ) - たまさん» たま様。コメント有難うございます!出会えた事を嬉しく思います♪可愛いFKを書くことが目標なのでとっても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年5月16日 23時) (レス) id: 037bba86b4 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - てんさんはじめまして(^-^)色んな所を飛び回っているうちにたどり着きました!ツンなKさんと、メロメロになってるFさん可愛いです(*´∀`)2人がこれからどうなっていくのか、更新楽しみにしています☆ (2019年5月16日 23時) (レス) id: f57c24ec83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:篆(てん) | 作成日時:2019年5月14日 20時