11 藤 ページ11
F side
北山くんの家から一番近いらしいコンビニに車を停めてテキトーに飲み物を選ぶ。
俺は家まで迎えに行くよ、と言ったけど「流石にまだ一回しか会ったことない人に家は教えたくない」と言われた。
言われてみればそうだ。
しかも自分に好意を持っている人なんて余計に。
その気持ちをちゃんと正直に伝えてくれる北山くんはやっぱりカッコイイ。好きだ。
そんなことを考えてると後ろからトントンと肩を叩かれた。
「〜〜っ、北山くん!」
「よっ、待たせた?」
「ぜ、全然待ってないよ!俺も今着いたところだし!」
「ん〜それなら良かった。」
そう言って「俺もそれ飲む」って俺と同じコーヒーを手に取った。
ダメだ。私服が可愛すぎる。なにそれ何でそんなに可愛いの?意味わかんない。
3秒で決めたでしょ?ってくらいシンプルな服装だけど、俺の好きフィルターをとったとしても凄く良く似合ってると思う。
「北山くん、それ俺のと一緒に会計するからカゴ入れて」
「ん?待って値段見てない」
「ふふ、コーヒー1つくらいでお金返してなんて言わないよ(笑)」
俺がそう言うと「そっか、なら有難う」って困ったように笑った北山くん。
初めて見る表情だ。胸がキュンとした。
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篆(てん)(プロフ) - たまさん» たま様。コメント有難うございます!出会えた事を嬉しく思います♪可愛いFKを書くことが目標なのでとっても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年5月16日 23時) (レス) id: 037bba86b4 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - てんさんはじめまして(^-^)色んな所を飛び回っているうちにたどり着きました!ツンなKさんと、メロメロになってるFさん可愛いです(*´∀`)2人がこれからどうなっていくのか、更新楽しみにしています☆ (2019年5月16日 23時) (レス) id: f57c24ec83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:篆(てん) | 作成日時:2019年5月14日 20時