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朝食を食べ終えると、お弁当を鞄に入れたりなど、そそくさと用意を始める。
三十分が経過する頃には全員用意を終えられたようで、そろそろ学校に向かう時刻になっていた。
「よし、行くか」
シルク君の言葉に頷き、私たちはシェアハウスを後にした。
八人揃って、学校までの道を歩く。
後方にいるダーマ君とシルク君のじゃれあう声を聞きながら、私はマサイ君の隣で歩いていた。
ダーマ君とシルク君意外の六人は終始無言であり、ザカオ君の表情は学校に近付くにつれて固くなっていく。ンダホ君とぺけたん君はだんだんと暗い表情になっていく。
どうしてそんな表情をみせるのか、私は分からずにいた。
学校に到着し、同じクラスのモトキ君、シルク君、ダーマ君以外と別れ教室に向かう。
教室に入ると、クラスメイトが挨拶をしてくれたので、私はそれを返しつつ席に着いた。
「人気だな」
シルク君に肩を叩かれながらそう言われ、私は首をかしげながら「そうかな?」と返す。
シルク君はそんな私の反応に大きく頷いて「誇らしいよ」という謎めいた返答をしてくるのだった。
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ヒカリ - この作品みてて後々きずいたんですけど「あたしのあーる」ですよね?間違ってたらごめんなさい (2018年8月20日 15時) (レス) id: 9436d6040f (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - Flowerさん» コメントありがとうございます! 好きと言われてとても光栄に思います(*^^*) 続きが気になりますか……! 更新頑張りますね(*^^*) ありがとうございます! これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年6月14日 16時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - 初コメ失礼いたします!この作品めちゃくちゃ好きです……なんか、こう…先が気になるぅ、みたいな(語彙力)これからも応援しております笑 コメント失礼しました! (2018年6月14日 10時) (レス) id: 0fb1b62cfe (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - 莉夏さん» コメントありがとうございます! 大好きと言ってくださるのは此方のモチベーションにも繋がります! ありがとうございます(*^^*) これからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年5月1日 18時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - #よもぎもちさん» コメントありがとうございます! 続きが気になると言ってくださるのは何よりです(*^^*) 自分のペースで徐々に更新していけたらなと思っている所存です! これからも応援よろしくお願いします(*_ _) (2018年5月1日 18時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夘月 | 作成日時:2018年3月8日 14時