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「ポッター、カルディア、ジョンソン、スピネット、ウィーズリー、ウィーズリー、そしてウッド。ホグワーツに何年に一度出るか出ないかの、ベスト・チームと広く認められています──」
リーの解説はスリザリン側からの、嵐のようなブーイングでかき消された。
「そして、こちらはスリザリン・チーム。率いるはキャプテンのフリント。メンバーを多少入れ替えたようで、腕よりデカさを狙ったものかと──」
スリザリンからまたブーイングが起こった。スリザリン・チームでは、どう見てもマルフォイが一番小さく、あとは巨大な猛者ばかりだ。
「キャプテン、握手して！」
フーチ先生が合図した。 フリントとウッドが歩みよって互いの手をきつく握りしめた。まるで互いの指をへし折ろうとしているかのようだった。
「箒に乗って！さ ーん……に ー……いちっ！」
十四本の箒がいっせいに飛び上がり、ホイッスルの音は歓声でかき消された。
──────
グリフィンドール対スリザリンは、泥試合だった。グリフィンドールが早々とリードを奪ったことで頭にきたスリザリンは、たちまちクアッフルを奪うためには手段を選ばない戦法に出た。ボールはアリシアを棍棒で殴り、「ブラッジャーと間違えた」と言い逃れようとした。
仕返しにジョージ・ウィーズリーがボールの横っ面に肘鉄を食らわせ、フーチ先生は両チームからペナルティを取った。
両者ともペナルティを取られながら──グリフィンドールが六〇点のリードをしたところで、ハリーが動いた。ここでもしハリーがスニッチをつかめば、優勝杯はいただきだ。他の選手より一段高いところで、マルフォイにマークされながらピッチを飛び回っているハリーを、何百という目が追っていた。
そして見つけた。スニッチはハリーの六、七メートル上でキラキラしていた。ハリーはスパートをかけて、手を伸ばした。ところが、急にファイアボルトのスピードが落ちた。マルフォイが前に身を乗り出してファイアボルトの尾を握りしめ、引っ張りはじめたのだ。
「こいつーっ」
マルフォイはファイアボルトにしがみつきながら息を切らしていたが、目だけはランランと輝いていた。マルフォイの狙いどおりになった。スニッチはまたしても姿をくらましたのだ。
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太陽(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！作者さんのおかげで、フレッド＆ジョージの良さに気づけました！！まじで最高です！ (2月18日 0時) (
レス) @page46 id: 18ff82607c (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - セラピーさん» うわー！！私の作品がきっかけになれてとてもうれしいです！！ありがとうございます😭😭💕更新頑張ります！！ (1月31日 5時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
セラピー(プロフ) - とっても面白いです。この作品に出会ってからフレッド＆ジョージの素晴らしさに目覚めました。続き頑張ってください！ (1月30日 21時) (レス) id: c35619f4b1 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - ますしんさん» ウワー！ありがとうございます！😭長いのに一気に見ていただけて…嬉しいです…💕ありがとうございます…！更新おまたせしてしまっていますが、がんばります…！！！！😭💕 (1月29日 7時) (レス) @page50 id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
ますしん(プロフ) - この作品がとっても大好きになってしまいました。続きが気になって気になって夜も眠れません…でもご無理せず！応援しております！！！ (1月22日 1時) (レス) id: 3a092db897 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2023年11月15日 3時
