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授業が終わるころには、誰も彼もが汗まみれの泥だらけで、体があちこち痛んだ。みんなはだらだらと城まで歩いて戻り、さっと汚れを洗い落とし、それからグリフィンドール生は「変身術」のクラスに急いだ。
変身術では、コガネムシをボタンに変える練習が行われた。これはみんな苦戦していたようです、ロン・ウィーズリーはうっかりコガネムシを肘で押しつぶしてしまい、新しいのをもう一匹もらわなければならなかった。マクゴナガル先生はご機嫌斜めだった。
授業が終わり、みんな昼食のために大広間へ向かった。昼食の席でAは、完璧に作ったコートのボタンを握って、ちらりと近くに座っているハーマイオニーを見た。彼女も完璧なコートのボタンをいくつも持っていて、それをハリーとロンに見せつけていた。授業では散々だったロンは、機嫌を悪くしていた。
「それ、コガネムシをボタンに変える魔法？」
Aがボタンたちをポケットにしまおうとしたとき、いつもの双子がひょっこりやってきて、また当たり前のようにAの隣に座った。Aは眉間にシワを寄せて、ボタンをぎゅっと握ったが、テーブルの上に置きっぱなしにしてあった他のボタンを、ジョージに取られた。
「へえ、よくできてるな。俺達も二年生の頃やったよ。懐かしいなぁ」
「よく覚えてるぜ。リー・ジョーダンがうっかりコガネムシをまる焦げにして、俺達それに散々笑ったからな」
「うん、俺達もここまで上手くはできなかった」
ジョージはボタンをまじまじ見ながら感心したように笑った。
「フレッドのなんて、ボタンとは到底呼べない出来だったな」
「お前もだろ、ジョージ」
ケラケラ笑う二人からボタンを取り返したAは、ふんと鼻を鳴らして、それをカバンの奥にしまいこんだ。
「へえ、午後は闇の魔術に対する防衛術か」
しかし今度は、先程午後の授業の確認のために広げていた時間割をフレッドに見られてしまった。
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鵲(プロフ) - あんみつさん» ここの二人を複雑な関係性にしたかったので嬉しいです…🩷💖ありがとうございます😭😭💓 (7月3日 17時) (
レス) @page50 id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - フィオナが悪い子じゃないのはわかるけど夢主ちゃんの気持ちを思うとスッゴくもやもやする〜!!でもこのモヤモヤが最高です！ (7月3日 16時) (レス) @page43 id: 8881878887 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - kokonaさん» ひゃぁ〜ありがとうございます…💕💕可愛く書けてたら嬉しいです‼️😭😭🩷🩷 (7月3日 5時) (レス) @page46 id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
kokona(プロフ) - ヒロインちゃん可愛すぎる……大好きです😭 (7月1日 23時) (レス) @page32 id: d3088186d6 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - ぽてとさん» 初コメありがとうございます‼️💕ひゃー嬉しいです😭🩷🩷ありがとうございます🩷🩷がんばります‼️‼️‼️‼️😭😭😭🩷🩷 (6月29日 1時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2023年6月16日 2時
