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「こんどそんなまねをしたら、指がくっつく呪いをかけますよ」
ウィーズリーおばさんが声を荒らげた。
「ママ、ピグミーパフがほしいわ」
間髪を入れずジニーが言った。
「何をですって？」
おばさんが用心深く聞いた。
「見て、かわいいんだから……」
ウィーズリーおばさんは、ピグミーパフを見ようと脇に寄った。
「新学期の前日まで、Aを上に泊めたいんだけど」
ピグミーパフを見ている母親の横にするりと寄ってきて立ちながら、ジョージが言った。おばさんはジョージの方を見もせずに「ダメ」と言った。
「何があるか分からないわ」
「俺達でちゃんと守れるさ！なぁ、フレッド？」
「もちろん」
ジョージが憤慨しながら片割れに話を振ると、フレッドも大きく頷いた。
「おまえたちは仕事があるでしょう」
「そりゃあるよ。毎晩実家に戻ってAと会えるなら、こんな提案しないんだけどね」
ジョージが肩をすくめてため息を吐いた。
「ただでさえ、これから会う時間が減るんだ。Aは学校だし、俺達は仕事だし──状況が状況なのはもちろん、分かってるさ。でも、あと四ヶ月待たないとAとゆっくり話もできないなんて、あんまりじゃないか！」
「ンンン」
ウィーズリーおばさんが唸った。
「そうね……アーサー！アーサーはどこ？」
「ここにいるよ、モリー」
ウィーズリーおじさんが歩いてきた。
二人が何か話し合って、それからフレッドとジョージの方を向いた。
「いいわ……許可しましょう」
ウィーズリーおばさんはしぶしぶというような顔だった。
「ただし、新学期の前日にAを隠れ穴まで送りに来てちょうだい。絶対よ」
「もちろん、そうするつもりさ」
当たり前だというように二人が頷いた。
ぽかんとしているAの方を振り返ったフレッドとジョージは、嬉しそうににっこり笑った。
「A、新学期まで一緒にいられるぞ！」
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鵲(プロフ) - くまさん» わ…！ありがとうございます！😭😭お待たせしてしまっていて本当に申し訳ないです…！ありがとうございます😭❤️ (2023年2月16日 7時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
くま - いつも楽しく読ませていただいております。最近映画見返したばかりなのでこの作品が癒しになっててすごいスピードでマハってます、、🧎また続き見れるの本当に嬉しいです！応援してます❤️ (2023年2月6日 20時) (レス) id: eddb428a3a (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - ぽまさん» 作者ページの方に記載しましたのでそちらを見ていただけると助かります〜！！ (2023年2月5日 6時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 名無し68593号さん» お久しぶりです〜！ありがとうございます😭😭🙏お待たせしてしまい申し訳ありません！😭😭😭 (2023年2月5日 6時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - rapierさん» ありがとうございます😭😭お待たせしてしまい申し訳ないです🙏更新頑張ります😭😭 (2023年2月5日 6時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年9月7日 3時
