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次の日の朝一番、Aは、ハーマイオニー、オリヴィアと三人でダンブルドアのもとを訪れていた。朝から、ウィーズリー兄弟とハリーの姿が見えていない。
ダンブルドアの話によれば、不死鳥の騎士団の任務中にウィーズリーおじさんが巨大な蛇に襲われ、大怪我をしたそうだ。聖マンゴに入院し、危うかったが、一命は取り留めたらしい。
ウィーズリー兄弟がハリーたちが滞在しているシリウスの家に行くには、正式に学期が終わるのを待つ必要があった。アンブリッジはハリーたちを逃したことにカンカンになっていた。
次の日に、Aたちはナイトバスを使ってシリウスの家へ向かった。ナイトバスはあまりに速いので、Aはヘロヘロになりながらバスを降りた。玄関の呼び鈴を鳴らすと、ブラック夫人が叫びはじめた。
中に入ったAたちは、ハリーたちのいる部屋にむけて歩いた。ハーマイオニーがドアを激しく叩いた。
「そこにいるのはわかってるわ」
ハーマイオニーの声だ。
「お願い、出てきてくれない？ 話があるの」
「なんで、君たちがここに？」
ハリーはドアをぐいと引いて開けた。部屋の中にバックビークが、食いこぼしたかもしれないネズミのかけらを漁って、また藁敷きの床をひっ掻きはじめた。
ハリーはハーマイオニーを見た。
「パパやママと一緒に、スキーに行ってたんじゃないの？」
「あのね、ほんとのことを言うと、スキーって、どうも私の趣味じゃないのよ」
ハーマイオニーが言った。
「それで、ここでクリスマスを過ごすことにしたの」
Aたちはみんな、髪に雪がついていたし、頬は寒さで紅くなっていた。
「でも、ロンには言わないでね。ロンがさんざん笑うから、スキーはとってもおもしろいものだって、そう言ってやったの。パパもママもちょっとがっかりしてたけど、私、こう言ったの。試験に真剣な生徒は全部ホグワーツに残って勉強するって。二人とも私にいい成績を取ってほしいから、納得してくれるわ。とにかく――」
ハーマイオニーは元気よく言った。
「あなたの部屋に行きましょう。ロンのママが部屋に火を焚いてくれたし、サンドイッチも届けてくださったわ」
オリヴィアが言った。ハーマイオニーはAを見て微笑んだ。
「あなたは、フレッドとジョージのところに行ったほうがいいと思うわ」
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Neko(プロフ) - 愛憎のフィナーレのパスワードを教えてください (2022年12月11日 18時) (
レス) @page27 id: dd386e9727 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 神崎さん» ありがとうございますー！！！！更新頑張ります😭💪🏻💪🏻 (2022年7月17日 3時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも気長に待ってます！😊 (2022年7月10日 7時) (レス) @page44 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - mp0623さん» わー！！長らくおまたせしてすみませんー！！ありがとうございますーー！！！がんばります！！💪🏻💪🏻💪🏻 (2022年7月10日 1時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
mp0623(プロフ) - 続き嬉しいです〜〜〜！夢主ちゃんに甘々な双子が可愛いです☺️💖💖引き続き楽しみにしています！！！ (2022年7月6日 3時) (レス) @page31 id: 2d647e4096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年5月28日 3時
